Barolo Bussia Riserva Oro 2006 Parusso

ピエモンテ州の赤 > Parusso

更新履歴 2016/11/30
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17,800円(税込)

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バローロ・ブッシア・リゼルヴァ・オーロ 2006 パルッソ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》


現当主であるマルコ・パルッソで四代目。父アルマンド・パルッソが活躍した1970年代はモンフォルテ・ダルバ側に僅か5haの畑を所有するブドウ栽培農家でしたが1985年にマルコがアルバ醸造学校を卒業したのを機に自社瓶詰を始めました。現在はマルコと姉であるティツィアーナによって運営されています。

1985年以降、1990年代にはバローロ・ボーイズの主要メンバーのひとりでもありました。1995年にはロータリーファーメンターの導入、新樽100%でシュール・リー熟成など、最新の手法によるボーイズらしい‥バローロを醸していた時代を経ます。

2000年に体調を崩したのを機にバローロ・ボーイズを率いるマルク・デ・グラツィアセレクションから脱退し、ヤンズ・シュミットが率いるモンテカステッリ・セレクションに加盟、その頃に一度メーカーズディナーを開催しています。

なぜボーイズを辞めたのか?の問いには「味が画一されてしまうから‥」という返答。生産者は誰しもそのテロワールを表現しようと努力します。マルコ・パルッソにとって、あまりにも近代的な醸造方法は"地味"が表現できない‥と考えたのかもしれません。

近代的な醸造方法からより自然な味わい(品種や土壌の特性を素直に‥という意味)を持ったワイン造りに方向転換したようです。生産者がゆえに商売は下手‥を地で行く生産者で、これまでもいくつかの輸入元を転々としましたが、現在は日本リカーさんが正規で落ち着いた様子。

バローロ・ボーイズからの転換は、それまでと‥これから‥何が変わったのか?これまでのモダンなスタイルから方向を転換したマルコは「酸化を恐れないワイン造り」に取り組みました。酸化を恐れないという事は一言で例えると酸素と友達になる‥という事。マルコがアルバ醸造大学で習った教えは、近代的還元醸造である酸素を避け、酸化や腐敗を防ぐというものでしたが、酸素に慣れさせなければ、逆に酸化に弱くなり、ひ弱なワインになってしまうという事に気付いたそうです。

ワインを酸素から過剰に保護するのではなく、酸素に十分に馴染ませる事によって成熟を安定させ、酸化し難い酒質となります。若い内から成熟していて‥しかも、熟成のポテンシャルも期待できるワインを目指します。来阪された際のマルコ・パルッソの言葉をよく覚えています。それは飲み頃に関する質問の答えだったと記憶します。

 「今飲んで美味しいワインは、熟成後も美味しい。今飲んで美味しくないと
  感じるワインは熟成しても美味しくならない‥」と。

細分化したブロックごとの剪定、ブドウ樹を一本ずつ確認しながらの微調整が行われます。畑に化学肥料、除草剤も使わず、収穫は7人のスタッフで徹底した選果が行われ、12haの収穫に10日もかかるそうです。

マット・クレイマー著の「イタリアワインがわかる」では、バローロの近代化に関する流れが、よくわかるように解説されていますので、ぜひご一読頂きたいと思いますが、注目の生産者の紹介では「現代派」「中間派」「伝統堅持」に分けられており、パルッソは現代派として紹介されています。ちょっと引用‥


  "パルッソがどの位置にくるのか、ちょっと判然としない。2000年代前半までは
  伝統派とわずかにオークが香り程度の改革派のあいだを縫うように歩んでいた
  2000年代が後半になると、ワインは改革派のタッチを色濃くたたえる方向へと
  大きく転換し、新樽で二年も熟成されるようになった。


  2000年に新醸造所が完成したことと関係があるかもしれないし、味覚の進化に
  よるものかもしれない。そのほうが売上げがいいーあるいはその全部かもしれ
  ない。これらを念頭に置くと、パルッソのバローロの味わいには、あざやかな
  輪郭があらわされていることがわかる。単一畑になるバローロは五種で、その
  なかでも Vigna Fiurin と、とりわけブッシア Bussia が優れている。"


2006年に出版された本で、2000年代前半まで‥の話はわかるが、2000年代後半に言及するのはどうなんだろう‥と、思いつつも、これまでも‥パルッソはカベルネソーヴィニョンからの作品もあったが、2001年を最後にネッビオーロに改植した経緯もあります。

それまではブッシアの中でもロッケ、フィウリンとムニエに分けていたものを、ブッシアへの統一は進化とも言えるし、流動的とも言えるのも現状。1999年、2001年、2004年、2006年は金色のラベルのリゼルヴァ・オーロ(ブッシア地区のブドウ)。1999年、2000年、2005は銀色ラベルのリゼルヴァ(アルジェント)をリリースしています。

また、2005年には35周年記念のバローロも…。そして最近流行りなのか?スプマンテも始めました。やはり迷走しているのか?と、思わせる部分もありますが、現正規輸入元さんの元で来日された際のセミナー内容を思うと彼の思想にブレはなさそう。

今はモダンだ、古典だ、伝統だ‥その差が曖昧になっても来てるんですよね。それが栽培や醸造の技術、手法だけで区分けできるものでもない‥とも言えます。自然派かどうか‥のような曖昧な表現に陥りかねないので、本当はしっかりと、ブドウ栽培はこう、発酵はこうで、熟成はあーで‥そういうテクニカルな説明は淡々としたいんだけれども。


ここまでテンプレ。

公式サイトの情報は更新されているとは思えずに古い情報かもしれませんが、公式サイトから引用すれば‥

Barolo Riserva Bussia Oro(金ラベル)は1999年、2001年、2004年とありますが、2006年もリリースされました。なお、商品名からBussiaは外されましたが(謎)。

Barolo Riserva Argento(銀ラベル)は1999年、この2000年、2005年とあります。ただし、いまだに1999年は見たこともありません。この2000年は当時正規輸入元であったヌーヴェルセレクションさんと、マルコ・パルッソさんにお願いして弊社向けに割当てて頂いたロットの在庫が後少し。

2005年は現在正規輸入元である日本リカーさんが扱ってらっしゃいましたが現在のカタログには記載がありませんのですでに終売しているものと思われます。

 2005年: Vecchie Vigne Monforte d'Alba

との記載があります。(たぶん)日本リカーさんの説明ではブッシアとまでは記載をしていないが、ブッシアの畑のブドウが使用されている‥との説明のようです。

 2000年: Vecchie Vigne Mariondino di Castiglione Falletto

2000年はカスティリオーネ・ファレットのマリオンディーノのクリュが明記されています。1999年がどのような表記だったのかが不明なのが残念ですね。1999年、2001年、2004年、2006年とブッシアを名乗るバローロ・リゼルヴァを金ラベルでリリースしたのですが、2005年だけはブッシアを名乗らずに銀ラベルにした理由はいまひとつわかりません。ただし、コルクには"BUSSIA"の文字と"Mariondino"の文字も刻印さているからなおややこしい。

ただ、実は2005年はパルッソの35周年ということもあり、青ラベルのバローロなどもリリースしています。西野嘉高の予想では1999年の銀ラベルは、この2000年と同じくマリオンディーノのクリュを名乗っていたと思います。金ラベルのリゼルヴァ・ブッシアがあったのですからね。銀ラベルのバローロ・リゼルヴァは2006年の存在も確認しております。パルッソのことなので2010年あたりがひょっこりリリースされるかもしれませんが、金なのか?銀なのか?どの畑なのかはわかりません。

公式サイトをおさらいすると、バローロ・リゼルヴァ・オーロ(金ラベル)はブッシア地区(モンフォルテ・ダルバ)からのブドウが使用されていると明記されています。

対してバローロ・リゼルヴァ・アルジェント(銀ラベル)は、畑の場所に関しては明記されておりません。画像に映る銀ラベルには Vecchie Vigne Monforte d'Alba と記載がありますね。

2005年は黒ラベルのブッシアや他のクリュ・バローロは醸されていなかったようで、35周年記念バローロにクリュは混醸されたようです。ただ、2005年はブッシアを名乗らずに銀ラベルでモンフォルテ・ダルバを名乗るバローロは造られたようですね。

1999年の情報がどうにもこうにもありませんが、この2000年の銀ラベルと、2005年の銀ラベルは生い立ちもまったく違うようです。

ここまでもほぼテンプレ。

1999年が初ビンテージ。その後2001年、2004年、そしてこの2006年がリリースされたオーロ(金)ラベルの特別なバローロ。ブドウはモンフォルテ・ダルバのブッシア地区にパルッソが所有する畑からのブドウで。詳細なクリュは明かされていません。海抜300mから330mのブッシアの区画から手摘みで収穫されたネッビオーロは丁寧に絞られ、天然酵母でのアルコール発酵の後、澱と接触させたままバリックで30ヶ月の熟成後瓶詰め。36ヶ月もの瓶熟成後にリリースされます。

さて‥状態は、この2006年が実は現行ビンテージかもしれませんので、古酒のカテゴリーに入れるのはどうか?とも思いましたが(きっと次は2010年かな)、他のワインなら立派なバックビンテージになりますね。

さて‥状態は、そう、2006年ですが一応これが現行になりそうです。ただ、リリースされてからもう数年は経過していますので、バックビンテージ、古酒の扱いにしております。要の金色のラベルに擦れ、ハゲがあるのが残念ですが、なかなかこの手のプリントは難しいよね。パルッソも6本箱に寝かされているはずなのでなおさら擦れる。

キャップシールは真新しい状態、DOCGの帯封も新デザインのもので縦貼りになります。キャップシールはくるくるとは回しませんが、いい感じで歪みますので問題なし。液量もほぼ減ってないのではないかな?高い位置をキープしていますね。

液色は、さすがに深く暗い赤ですが透明度はバッチリです。瓶底の凹みに澱らしきものは確認できませんでした。状態はとてもいいですね。ちなみに表記のアルコール度数は14度となります。

2006年のリゼルヴァ・ブッシア、金ラベルとなれば文句はございません。飲み頃は?若い内のパワフルさを楽しむのもいいと思いますよ。

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