Chianti Classico 2019 Poggio Scalette

トスカーナ州の赤 > Poggio Scalette

更新履歴 2021/03/26
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2,480円(税込)

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キャンティ・クラッシコ 2019 ポッジョ・スカレッテ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョベーゼ/ミディアム》

醸造家として数々の生産者の作品を手掛けているヴィットリオ・フィオーレ氏‥イタリア醸造技術協会理事や、国際醸造家組合執行委員なども勤め、イタリアワイン界の重鎮であり、その功績は計り知れません。1978年、病気がちな妻の体調を気遣い環境のよいトスカーナに移住することを決意。また、これまでの経験と知識、理想を具現化するために自身のワインを造るべく畑を探し始め、ついに1991年、グレーヴェ・イン・キャンティ地区のルッフォリに理想の畑を見つけ出します。

1800年代後半、フィロキセラの害により、イタリアの畑は全滅しますが、その後‥第一次世界大戦後に初めて植えられたサンジョベーゼがあるこの畑を、当時の農夫達が「イル・カルボナイオーネ」と呼んでいたことから名付けられました。

そこに植わるサンジョベーゼは、サンジョベーゼ・ディ・ラモーレと呼ばれるオリジナルのクローンで、樹齢70年を越える古樹が大事に育てられています。キャンティ・クラッシコエリアではありますが、その土壌は石灰やガレストロではなく、砂岩質や、砂質が主体で、水はけの良く、その標高の高さは、日夜の寒暖の差をもたらし、風が吹き込む独特の山肌に広がる畑は、夜9時になっても、葡萄は太陽の光を浴びながらも、涼しく、病気から葡萄を守るミクロクリマとなります。

1968年に生まれたのがヴィットリオの息子であるユーリ・フィオーレ。1992年にブルゴーニュのボーヌ醸造学校

「Beaune Technicien Supereur en Viticolture ed Oenologoe」

にて醸造課程を終了し、1993年から偉大なる父、ヴィットリオと共にポッジョ・スカレッテ働き始めます。そして現在は実質的にユーリが主導し、イル・カルボナイオーネのみならず新しいワインにも挑戦しています。2007年が初ビンテージというカベルネソーヴィニョン、メルロ、カベルネフラン、プチヴェルドを各25%混醸したカッポガットや、かつてはピンキオーリ専売だったメルロ100%のピアントナイア、シャルドネ100%となりリキアーリ。そして2009年からはキャンティ・クラッシコDOCGをリリースしています。

ポッジョ・スカレッテと言えば、サンジョベーゼ・ディ・ラモーレとなりますね。もちろんこのキャンティ・クラッシコも、サンジョヴェーゼ・ディ・ラモーレが100%使用されています。ただし、比較的樹齢の若い区画から‥とのこと。現在、ポッジョ・スカレッテが所有するブドウ畑は22ha‥その内、サンジョヴェーゼは15haとなり、そこからイル・カルボナイオーネとキャンティ・クラッシコのブドウが収穫されますが、その樹齢が80年の区画、40年の区画、10〜20年の区画と分かれており、どの区画のブドウもイル・カルボナイオーネにもキャンティ・クラッシコにもなる可能性を持っていますが、やはりイル・カルボナイオーネになるブドウはたいていが高い樹齢からのブドウとなるそうですが、収穫後、アルコール発酵とマロラクティック発酵が終了する月から12月後半の段階で試飲をして、最終的に振り分けられているそうです。

ポッジョ・スカレッテの畑の規模であれば、年間10万本ほどのワインの生産が可能。ながらこれまではその30%にあたる3万本のみのイル・カルボナイオーネを中心に、あとは極少量のワインばかりで残りの70%はバルクで販売していたわけですが、現在は25%の規模に相当する約2万5千本ほどのキャンティ・クラッシコをリリースしています。とはいえ、残り45%に相当する4万5千本相当は変わらずバルク売りのようですね。

標高350mから550mの西南西の畑は、砂質、砂岩質(水はけに優れた石だらけ)と、少々のガレストロ、泥質の土壌に、コルドーネスペロナートとグイヨで仕立てられた樹齢30年から35年のサンジョヴェーゼは、若い畑はhaあたり7,250本の高い植樹率、古い畑はhaあたり3,000本の植樹率となります。収穫されたサンジョヴェーゼはセメントタンクにて15日から18日間の醸しとアルコール発酵の後、マロラクティック発酵が施され、セメントタンクの中で約9ヶ月の熟成後、40ミクロンという非常に軽いフィルターで濾過された後瓶詰されます。

キャンティ・クラッシコ2019年のビンテージ情報

クラッシックなビンテージ。春先の降雨はしっかりとあり、夏場に向けての土中水分蓄積が豊富にできました。6月までの植物活動サイクルは少し遅れ気味で、夏の暑さはピーキーではなくレギュラーでやわらかく、日照もしっかりとあった。降雨はほとんどありませんでしたが、高い湿度が保たれました。

9月に入って日中温度差が大きくなり、フェノール類の成熟もしっかり行われ、収穫は平年より若干遅かったが、問題なく終わりました。ワインは非常に飲みやすく、チェリー、プラムなどの果実味豊かで、かすかなシナモンや杉の香りのアクセントもあり、非常にバランスに優れたビンテージとなりました。生魚系料理以外でトマトを使用しているものなら、前菜からメイン料理まで幅広く合わせられるキャンティ・クラッシコに仕上がっています。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

ポッジョ・スカレッテらしいラベルデザインが踏襲されています。この鮮やかな赤がポイント色となるこのCCは好みの色使いですが、2018年と比較すると少し朱色に近い赤になりました。2011年の度数は14度でしたが、2012年から2014年は13度、2015年は13.5度、2016年は生産されず、2017年からこの2019年までは13度となります。。コルクはもっと頑張って欲しい4.5cm。ポッジオ・スカレッテのサンジョヴェーゼらしい、少し紫を感じる深い色合い。なお、グラスはヴィノムのキャンティ型です。スミレの香りに、新鮮かつ熟度を感じるプラムの香りがいいですね。アメリカンだけではないチェリーの香りも未熟さはありません。ギュっと詰まった香り、ポッジオ・スカレッテらしいサンジョヴェーゼ・ディ・ラモーレなんですよね。やっぱり個性あるわ。

口に含みますと、輪郭にやわらかさ、密度感もありますね。やはりコンポート的ではありませんが(そこまで砂糖漬け的な甘味ではない)、煮て、砂糖を加える前段階のチェリーやプラムっぽいやわらかさがあります。ミネラルも感じますが、それらの果実味のやわらかさが増しミネラル推しではありません。やさしく、やわらかなボディ感があり、おいしいですね。セメントタンク熟成らしい酸化のまろやかさなのかもしれません。やわらかいという果実の甘味はありますが、ここちよい渋味があり、刺々しくない酸味があり全体的にまろやかで飲みやすい。余韻も結構長いんですよね。イル・カルボナイオーネのような力強さではなく、ラモーレらしいエレガンスを感じます。

樽熟成はさせてませんが、終盤の果実味にどこか香ばしさがある。いい意味でフルーツタルトっぽいとも言える。ツインピークスのチェリーパイっぽいかもしれない(古いわ!)。とはいえ、そんなに甘味が強い、浮き足立つタイプではありません。非常になめらかスタイルが印象的です。

二日目もヴィノムのキャンティ型です。うん華やかさ、チャーミングな果実の香りが出てきましたね。飲み口もしっとりとした輪郭、やわらかな果実味を、少しタイトな酸味と、ちゃんとあるタンニンが引き締めてます。サンジョヴェーゼ・ディ・ラモーレらしいエレガントさがあり、チャーミングさもあるけれども、どちらかというと真面目なタイプかな。ミディアムボディを逸脱しませんが、密度にヌケはないですね。13度というのも、すんなりと飲みやすい。トマトソース舐めながら飲めそう。ああ、なるほど。輸入元資料のテイスティングコメントにシナモンや杉の香りとありますが、スギの爽やかさは感じます(シナモンはわかんないけど‥えへ)。

グラスを大きくしてみましょう。アルコール度数との関係もあり、ヴィノムのブルネッロ型ではなくザルトのユニバーサル型にします。当然のようにこのグラスの方が開いて感じますね(表面積広いからね)。ああ、味わいもこのグラスでも十分大丈夫ですね。いや、ヴィノムのキャンティ型ほど飲み口はタイトではないので、程よく広がりながら流れこみます。また、広がってもボヤけず、クズれず。うんうん、素性の良さが伺えますね。フランボワーズの風味もいいですね。酸味も感じる赤い果実、キャンティだなあ。もちろん、スカレッテらしさもありますよ。かれこれ10年扱い続けてますので(2016年はリリースなし)、このキャンティ・クラッシコに慣れてるのもあるんですよね。

三日目もザルトのユニバーサルで。ほんと、最近、リーデル使わなくなってきた自分がコワイ。とはいえ、ザルトの軽さや薄さにもすっかり慣れてしまいましたけれども。さわやかに開いてますね。果実は香りも味わいもやわらかくしなやか。三日目らしいまとまりですね。旨味も感じますが、旨味もろともやわらかな感じ。とはいえ、構成はしっかりしてますので揺るがないですけどね。2019年もバランスもいいですね。すんなり飲めるのもいい。トマトソース系か、豚の角煮、チャーシュなんかもいい。中華街に売ってるハチミツ塗りながらやいた周りが食紅で赤くなってるあれでもいい。それでチャーハン作って、チャーハンと合わせれるん自信もある(おい)。

酸の伸びもいいですね。こういう伸びのある酸味は、果実味他モロモロを引き連れてグイーっと伸びる時に色んな香味を感じ、開いて感じます。もちろん、最後は余韻に繋がるので、伸びのある果実味、酸味はとても心地よい。甘味もまろやかで、ミディアムですが、満足度も高い。まだリリースしたての2019年ですので、まろやかさは、二日目、三日目と日を追うごとに‥となります。ぜひゆっくり飲んでくださいね。

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