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Barbaresco Rabaja Riserva 2013 Bruno Rocca【第一回販売分】

ピエモンテ州の赤 > Barbaresco

	更新履歴 2021121 販売価格 15,800円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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バルバレスコ・ラバヤ・リゼルヴァ 2013 ブルーノ・ロッカ
《イタリア／ピエモンテ／赤／ネッビオーロ／フルボディ》

まだその歴史は浅いながらも、バルバレスコ村でも屈指の生産者となったブルーノ・ロッカ。1950年代前半に現当主であるブルーノの父であるフランチェスコと、母マリア・アデライドがバルバレスコ村の中心部から、ラバヤの地に移住したのが始まりです。当初はブドウ栽培農家として、協同組合や、近隣のアジェンダに卸していましたが、父が亡くなった後、ブルーノの代になった1981年に自社瓶詰めを開始、まだ40年ほどの歴史しかない若い生産者とも言えますが、すでにその名は世界に知れ渡っていますね。

ブルーノが継いだ40年前‥1981年となれば、すでにGAJAは単一クリュでの醸造をしていましたが、まだまだバルバレスコに置いてはミクロクリマの特徴をワインに表現するという考えは少なかった時代‥当時からブルーノは年に数回ブルゴーニュに渡り、土壌や、栽培、醸造について学んだそうです。

「バリックの導入もブルゴーニュの影響だ。でも、勘違いしないで欲しい。バリックの香りは大嫌い。ブドウに力があるからバリックが必要になる。これは自然なことだ。バリックの風味ではない。バリックの酸素供給能力が必要になるのだ。36ヶ月以上の長期樽熟成、しっかりと乾燥させたバリックは、香りもタンニンも控えめ。酸素をある程度供給しながらの発酵、熟成させることだけが大事なんだ。」

一時期はロータリファーメンターを使用し、短期の発酵機関での抽出と色素の安定に取り組んでいたこともありましたが、現在では縦型のステレスタンクでの発酵に戻しています。横型の発酵用器では果帽が常にワインに浸かっている状態になる調節し難いが、縦型であれば果帽が上部で完全にはワインに浸からず、ルモンタージュの方法、回数によって調節しやすいそうです。また、畑では化学肥料は使用せず、近年ではボルドー液の散布も行っていません。

「ボルドー液の毒性は6ヶ月以上もの間畑に残留するが、我々が使用している硫黄は２週間で土に帰る。大きな違いだと思わないか？それにボルドー液の主原料である銅はネッビオーロの命である酸度を下げることに繋がる。」

ブルーノ・ロッカの正式名称は"ラバヤ・ディ・ブルーノ・ロッカ"。そう、ブルーノ・ロッカが所有する畑の中心であり重要なのははなんと言ってもラバヤなんですね。ラバヤの畑はトゥーフォと呼ばれる石灰質土壌の堆積土壌であり、特に珪素が強く、他の土壌より青がかった色調が特徴的。。南西向きで日照量が最も多い畑。盆地状になった区画の下部にはタナロ河が流れ、一年を通じて盆地に冷たい風が吹くそうです。

ラバヤ畑のネッビオーロの平均樹齢は35年から40年のようですが、このリゼルヴァには50年から60年の古樹からのブドウが使用されるようです。大樽で25日から30日間の発酵とマセラシオンの後、フランス産の大樽で24ヶ月から36ヶ月の熟成後瓶詰め。年産は2,000本程度とのこと。

■ワインアドヴォケイト／96点

Here is another first for Bruno Rocca: a Riserva expression from the family's most celebrated vineyard site. The 2013 Barbaresco Riserva Rabajà is a phenomenal achievement that flaunts an impeccable degree of focus and precision. We tasted this wine from two bottles, and this review is based on the second sample, which was superior to the first. The results here are articulate and coherent. Aromas of dark fruit, spice, tar and crushed mineral are tied tightly together with strength and harmony. This cooler vintage shows some tightness in terms of the wine's tannic structure, and I'm sure we will feel that tightness for years to come. This is a bottle that needs more time in the cellar.

■ヴィノス／96点

Rocca's 2013 Barbaresco Riserva Rabajà is just as compelling from bottle as it was from cask. Deep, penetrating aromatics meld into a core of dark red fruit in a deep, translucent Barbaresco endowed with nuance and pedigree. A wine of dimension, breadth and power, the 2013 has it all. The tannins need time to soften, but that won't come as a surprise. Hints of kirsch, rose petal and mint add shades of complexity. There is an element of classicism in the 2013 that is so well suited to Rabajà as a site.

■ワイン・スペクテイター／95点

Macerated cherry and plum aromas and flavors highlight this warm, rich, inviting red. Fluid and complex, with leather, iron and spice accents permeating the extended, mouthwatering finish. Best from 2022 through 2039. 157 cases made,

【毒味はできませんが‥】

ラベルはお馴染みのブルーノ・ロッカらしい羽の絵があしらわれたデザインですが、全体的にリゼルヴァは筆記体の文字も使われており高級感がありますね。Rabayaの文字も筆記体かつ金文字で、深緑のキャップシールのトップ部分は金色で、深緑の凸モールドと、リゼルヴァではないバルバレスコ・ラバヤとは見た目がやっぱり違いますね。こういうちゃんと見た目からして高い感じにしてくれると高いのを受け入れやすくなるのでプロダクトデザインとしていいと思います。この2013年の生産本数は1,880本（！）の記載で、各ボトルにナンバリングがありますね。バックラベルはラバヤ畑の地図、きっとブルーノ・ロッカが所有している部分が赤く塗られているようですが、老眼なので何が書いてあるのかわかりません。ちなみに表記のアルコール度数は14,5度となります。