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Per Sempre (Syrah) 2019 Tua Rita【第二回販売分】

トスカーナ州の赤 > Tua Rita

	更新履歴 2021/11/19 販売価格 19,800円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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ペル・センプレ（シラー） 2019 トゥア・リタ
《イタリア／トスカーナ／赤／シラー／フルボディ》

数年前から「Per Sempre」の記載と「Syrah」の記載が併記されていたようですが、2015年からは「Per Sempre」のみの表記となります。2010年に他界したヴィルジリオ氏を偲んで名付けられました。品種表示としての「シラー」はバックラベルに小さく記載されるのみとなっています。公式サイトには初ビンテージは2001年の記載がありますが、あたしの記憶が確かならば2000年ビンテージがマグナムボトルでリリースされていたように思います（知らんけど）。

8月末の収穫。32hlの円錐形の木製発酵槽で14度からゆっくりと温度を上げながら発酵。最高温度は24度となります。アルコール発酵とマセラシオンは20日間。その後、8個の新樽100%バリック、2つの新樽トノー（500L）でマロラクティック発酵、14ヶ月の樽熟成後瓶詰め。

赤ワイン全てがこれまでの生産で最高のバランスの取れたビンテージで、ブドウの収穫量も多く生産本数も多くなりましたが、唯一生産本数を減らした品種がシラーとなります。シラーは他の品種と比較してブドウ粒が大きくなると果皮が薄くなり、破れて腐敗や病気の原因となるので、2019年は例年よりもさらにセレクションを厳しくしたため、2018年の3,500本に対し、2019年は2,500本と約30%減となります。2019年はワインアドヴォケイト98点、ジェームス・サックリング97点となります。

【毒味はできませんが‥】

ケイルに対してこちらはいつものペル・センプレな茄子紺に近いロイヤルブルー。ラベルは一見同じですが、金色の凸モールド筆記体で何か書いてありますが解読できません。バックラベルは輸入元のシールでい一部覆われており、輸入元の記載ではアルコール度数は15度から16度となりますが、かろうじて透けて見えるオリジナルのバックラベルの表記は15度となります。

■トゥア・リータの2019年ビンテージ情報

今までで最もバランスの取れたワインができたと言える年でした。 寒い冬の後、春へ突入。4月後半の寒さと降雨が継続し5月も涼しく、開花時期は約10日遅れるました。5月末辺りから少しずつ気温も上がり植物活動が促され
成⻑速度が速まりました。その後、降雨は殆どなく、逆にブドウの植物活動は速度を落とします。8月中旬から9月初めの降ったにわか雨をきっかけに再度植物活動が進み、理想的なフェノール類の成熟を促しました。2019年の収穫は9月1日から10月20日にかけてと⻑い収穫期間となり、期間中は各ブドウの納得のいく成熟ポイントまで天候を考えずに待てるという理想の収穫で、出来上がったワインも理想的なバランスを有することになったヴィンテージでした。過去最もバランスの取れたビンテージと言えるでしょう。