Zagra 2008 Valle dell'Acate

イタリアの白ワイン

更新履歴 2010/12/03
販売価格

1,780円(税込)

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ザグラ 2008 ヴァッレ・デッラカーテ
《イタリア/シチリア/白/グリッロ60%、インツォリア40%/辛口》


南シチリアはラーグーサ県、アカーテ地区に居を構えるのが‥このヴァッレ・デッラカーテ。創業は1981年で、元々は親戚5家と、他の3家での協同組合でしたが、1990年にヤコノ家の所有となりました。この地の、地ワインと呼ぶべき銘柄は、1973年にDOCに認定され、この2005年にシチリア初のDOCGに昇格認定された「チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア」なんですね。チェラスオーロは、チェリーの意。

チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリアをDOCGに昇格させるために、それを造る組合長を勤める、ヴァッレ・デッラカーテのエノロゴであるジュゼッペ・ロマーノ氏や、ヤコノ家の跡継ぎ‥ガエタナ・ヤコノ女史は尽力してきました。

とはいえ、DOC時代と、DOCGに昇格後‥何が変わったのか?となると、キャップシールにピンク色のDOCGの帯シールが貼らるようになりましたが、ヴァッレ・デッラカーテのそれは、クラッシコの表記が可能なんですね。DOCG法では、特定の古くからある地域のそれには‥とのことですので、さすがチェラスオーロ・ディ・ヴィットーリアの先駆者‥この2007年は、赤文字‥しかも堂々とクラッシコの記載となりました。また、DOC時代からの伝統的なネロ・ダォラ60%にフラッパート40%のセパージュ比率でしたが、公式サイトを見ますと、ネロダヴォラ70%、フラッパート30%と改められております。

DOCG法を見ますと、ネロダヴォラ(カラブレーゼ)が50%〜70%、フラッパートが30%〜50%と規定されておりますので、その幅でビンテージによってセパージュ比率は変更があるかもしれません。残念ながら、この2007年がネロダヴォラた60%なのか?70%なのかは不明ながら後者とさせていただきます。

何も変わりはありませんが、生産者である当の本人達にとっては、評価される‥ということは嬉しいことで(DOCGに認定されること=評価されるとした場合ね)、数年前に一度ガエタナ・ヤコノ女史(綺麗でパワフルなお姉さん)とお食事させていただいた際にも、DOCGに昇格が決まったことを自慢げに‥嬉しそうに話していたのを思いだします。

アカーテ地区でもそれなりの規模を高品質を誇るヴァッレ・デッラカーテ社は様々なワインを醸しておりますが、やはり基軸はこのチェラスオーロ・ディ・ヴィットーリアとなりますね。西野嘉高もかなり前から定番で扱っているワインとなります。

ネロ・ダヴォラが、シチリアを最も代表する赤葡萄品種であるのはご存知のとおり。では、フラッパートとは‥このラグーサ周辺で栽培される土着品種で、単一ですと、フローラルで軽めに造れることが多い品種です。(ちなみに、ヴァッレ・デッラカーテでは、フラッパート単一のワインも醸しています。ロゼ的に使うならあり。)

そんなヴァッレ・デッラカーテ社が、シチリアの土着品種ながら規定に拘りなく作る白がこのザグラ。シチリア島に咲くオレンジの花の名前であるザグラから名付けられ、グリッロ60%、インツォリア40%をステンレスタンクで仕上げています。日本に輸入された最初のビンテージは扱っていたのですが、その次のビンテージがガラリとスタイルが変わっており、それから扱っておりませんでした。何かと、輸入元さんの展示会では試飲するのですが、この2008年はイイんですよ♪




独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味




肩部分が緩やかながらボルドー型瓶。ランバラル仕様の青いラベルには、そのザグラの花が描かれています。マットなシルバーのキャップシールも悪くありません。2008年のシチリアは良い印象なので、やはり期待。コルクは、そんなランバラル仕様なブルーのシリコンで、ブショネ知らずも嬉しい。表記のアルコール度数は13度。冷蔵庫キンキン温度、グラスはオヴァチュア一択です。

やや曇った濃い目の黄色。レモンピール、レモンバーム、キンカン‥比較的高音の柑橘系の香り、黄色の花の中に、黄桃のやわらかい甘味の香りが隠されていますね。熟れきらないパインなど‥。

口に含みますと、よく溶け込んだミネラルの酸‥輪郭は丸く、ほどよいボディがありますね。味わい、含み香に個性を感じ面白い。一時期は酸不足を感じましたが、この2008年は、丸みはあるが終盤に綺麗に酸味が広がり‥香りだけを残して終息する。

香りは控えめながら、味わいがしっかり‥な味吟醸タイプ。ミネラルが二種類?土壌はどんなのなんだろう‥と、思わせるミネラル香が予想外い複雑。それなりにしっかりと冷やしたつもりですが、カキンと冷えるタイプではないのですね。そういう意味では、ヴィニフィカート・イン・ビアンコに通じる‥渋味のような要素も感じ‥密度の詰まり様が、そう思わせるのかもしれません‥。うん、ほんと味わいがしっかりとしているワイン。

香りは黄色の柑橘‥味わいは橙色の柑橘ですね。いずれにしても、皮ごと感。さっぱりとしたワインの扱いが多くなりますが、なかなか厚みを感じるタイプで、これも美味しいですね。どこかヴェルディッキオにも通じるような軽いオイリーな部分もあります。うーん、味わい、香りともに、余韻が長い‥味が続きますねぇ。グリッロの重さ、インツォリアのシャープさを兼ね備えています。元々、チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリアでは、ネロダヴォラとフラッパートという相反する個性の品種を上手くまとめていたわけですが、その白版!と呼んでも差し支えないかもしれませんね。さすが、ヴァッレ・デッラカーテ‥。

二日目です。冷蔵庫キンキン温度、グラスはオヴァチュア。色の濃さが増しました。香りもジーンと黄色い花と柑橘系の果実。香りは中音から高音なんですが、果実味は低音〜とレンジが広いのがこのワインの特徴かも。初日よりも幾分、香りも開いているように思います。

口に含むと、相変わらず個性的。味わいにミネラルも感じ、軽く苦味も出て来た感じ。黄色果実ばかりではなく、香りに香草的なハーブが高音域に存在するのが面白いですね。

三日目まで飲みましたが‥大昔に飲んだ‥カリフォルニアはケイマスの(今はそうじゃないようですが‥)コナンドラムに似た雰囲気もある(すみませんイタリアワインに例えれなくて‥)コナドラムは、ヴィオニエとセミヨン‥西野嘉高が知ってるそれは、もっと品種が多かったような気もするが‥、こちらはグリッロとインツォリア。うん、相反するような品種をまとめてある‥コナンドラムほどの濃さや樽のニュアンスはありませんが、コナンドラムとは謎‥という意味を持つらしい‥うん、ザグラもこのセパージュ‥謎めいた美味しさ‥あるんですよね。


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