Rosso Piceno Rosso Bello 2007 Le Caniette

マルケ州の赤

更新履歴 2010/02/09
販売価格

1,880円(税込)

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ロッソ・ピチェーノ ロッソ・ベッロ 2007 レ・カニエッテ
《イタリア/マルケ/赤/サンジョベーゼ50%、モンテプルチアーノ50%、 /ミディアム》


マルケ州の銘酒と言えば、その白であるヴェルディッキオでありますが、その赤は?ロッソ・ピチェーノなんですねぇ。中部イタリアらしい品種構成で、サンジョベーゼとモンテプルチアーノを主体とし、その他の品種が15%までブレンドが認められており、マルケ州を代表するお馴染みの銘柄‥とも言えます。 

その他、マルケ州を代表するのは、モンテプルチアーノ主体の赤であるロッソ・コーネロになるでしょうか‥。白だとヴェルデッキオ以外は、ペコリーノや、パッセリーナ種が名産となります。

ロッソ・ピチェーノは、マルケ州南部の幅広い地域で産出されている銘柄で、それなりの知名度もありますが、まだまだ安くて品質はそれなり‥大規模な生産者の大雑把な地酒の粋を脱していない銘柄ながら、アッピニャーノ地区、オッフィーダ地区、リパトランソーネ地区の一部の生産者は、より高い品質のロッソ・ピチェーノ目指し、ワインを生産するようになってきており、この銘柄も復権の兆しが見えてきたようです。

こういう動き‥顕著になってきましたね。確かに、大量生産されるワインの方が、手間暇はかかってない‥んでしょうが、実は、ちょっとしたこと‥なんでしょうね。もちろん、ちょっとしたこと‥じゃない設備投資も必要になるかもしれませんが、志‥高い生産者が、それこそ、著名な産地・銘柄ではない地方から生まれる‥素晴らしいことです。いや、生まれるのではなく‥再確認‥再認識かな。俺等んとこにもエエワインあるねんで!!そんなメッセージが聞こえそうです。

特に、レ・カニエッテの代表的なロッソ・ピチェーノは、1998年が初ビンテージとなる、バリックでの発酵と熟成を施したネロ・ディ・ヴィーテが有名ですが、今回は、レ・カニエッテの基本中の基本となる、ロッソ・ピチェーノ ロッソ・ベッロのご紹介となります。

州都アンコーナから南へ、アブルッツォ州に程近い、南端アルコリピチェーノ県のリパトランソーネ地区の山深くに、レ・カニエッテは位置します。アドリア海に接し、海洋性の気候を連想させる地域ながら、まったく違う気候を持ちます。海岸から8kmしか、離れていないために、海風の影響を受けながらも、その標高は280m〜400mにも達することから、昼夜の寒暖の差が、海風とともにもたらされます。寒暖の差は、そう‥よく言われる要素ですが、酸をもたらすのにも重要なんですよね。

また、どの土壌は、ロッソ・ピチェーノの生産エリアとしては、極めて異例なほどの石灰、マンガン、カルシウムなどの豊富なミネラルに富み、適度に粘土質と砂市が混ざります。現在の当主は、ジョヴァンイ・ヴァノーニ氏ですが、彼の父親の代から、すでに有機栽培が実践され、除草剤なども使われていないようです。

海抜約300m〜400m‥石灰質土壌を基本としながら、砂質と粘土質が混ざる土壌には、現地ではフィラーレ式と呼ばれるコルドーネ・スペロナートな仕立てで、サンジョベーゼや、モンテプルチアーノがhaあたり5000本の密度で植樹されています。その樹齢は、10年〜37年のものが中心で、収穫後の葡萄は、一ヶ月未満の期間‥手作業による撹拌を繰り返しながらも醸しと発酵を終えた後、ステンレスタンクで熟成されます。

品種構成は、さすが‥トスカーナ州にも、アブルッツォ州にも接する…サンジョベーゼとモンテプルチアーノ‥どっち付かずになるのか?相乗効果を引き出すのか?もちろん、レ・カニエッテのそれは‥後者っ!!




独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味




ボルドー型の瓶‥縦長のラベル‥デザインはシンプルながら‥本人はがんばったつもりなんでしょうが、デザイン的にはイマイチですね。まぁ瓶も、底の凹みをイジると‥おおよその価格が推測される感じ‥実際、おおよその価格なんですから、それはそれでいいんですけどね。いかにも‥いかにも!!ハイスワイン的‥いや、実際に、イタリア(マルケだけだろうが‥)では、ハウスなグラスワインとして大活躍だそうですから‥こんなもんですね。バックラベルには、どこぞのビオの認証なんちゃらが記載されてますが、華麗にスルー。アルコール度数は13.50度の表記‥.50というところに、この生産者の性格が現れているかもしれません。コルクは、圧縮コルクで、まぁこんなもんかな‥コルクのお尻はなかなかの紫に染まりつつ‥よい果実香ですね。グラスは、ハウスワイン的を考慮して、オヴァチュア一択です。

サンジョベーゼ単体ではあり得ない、漆系の黒色で、エッジは薄らピンクから紫‥。グラスから放たれる香りは、野性味溢れる果実香‥ワイルドベリーそのものでもあり、スパイス香も複雑に入り交じります。こういう香りを雑に感じがちですが、その液体自体は、ピュアな濃さを持っていると推測される質を持ちますので、雑に感じさせませんね。こういうタイプは、これまで極力避けていたとも言えますが、このワインに関しては、とくに嫌な部分は感じません。

ベリー類を食い過ぎた後の屁、樽熟成はされていませんが、どこかに軽くヴァニラのような香り、サンジョベーゼIGT的でもないし、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ的でもない独特の個性を持ちます。

口に含みますと、下先に‥カシスやブラックまたはブルーベリーのピュアな濃さを感じさせる果実味がポンと乗っかり、そこには、甘味にも感じる旨味と‥じゅんわりした酸味が、飲み込むにつれ広がるタイプ‥。いわゆるビオ的な優しさのあるワインでもありますが、緩さは皆無‥優しく口の中が満たされ‥とても美味しい。

骨格は外骨格構造…輪郭がキレイにボケてるから優しさを感じつつも、予想以上に厚みと密度を感じやさしい口当たりですが、良質で豊富な酸味が隅々まで行き渡っているおかげで、外骨格構造ながら、構成感がありますね。

一応、ミディアムと記載してますが、飲み手によっては、フルボディなふくよかさを感じるでしょう。果実味に浸透し、アフターにきっちり顔を出す酸味に、まっくろくろすけ‥のスパイスが絡み合って、余韻は想像以上に長い。どこかに香ばしさもあるが、黒糖的な甘さは持ち合わせておらず、飲み飽きしない好バランス。すでに香りも、味も開いていて、とてもわかりやすて美味しい。

その香ばしさは、コーヒーでもないんだな。コーヒー豆にも似たニュアンスではあるが‥。濃い‥濃縮したようなスミレ、うーん、寸止めでコーヒーにならない香ばしさが良いですねぇ。すべての要素に密度を感じつつも‥やっぱり、このワインの肝は酸ですね‥これで酸が低ければ‥軟体動物のようになっていたはず。

この生産者‥同じくロッソ・ピチェーノで、樽熟成させたものもあるのですが、価格を考えると…いや、価格ではなく、ワインとして考えると、このロッソ・ベッロがベストな選択なのでは?と、思いますね。非常にバランスがとれてます。今すぐ美味しい‥というのも利点ですね。

二日目です♪オヴァチュア一択。このスパイス香と、黒や紫のベリーの果実香は、バルベーラにも似たニュアンスを感じますね。モンテプルチアーノ単体だと、もっとジャミーな甘さが際立つワインが少なくないのですが、それを抑えているのが、サンジョベーゼなのかな?この二日目は屁の香りはすっかり飛んで、とても果実香がピュアに感じます。

口に含みますと、初日同様‥とてもシルキーでヴェルヴェッティーな舌触りがやさしい。ホロっと苦味がアクセントとなり、果実味に浸透した酸味がやっぱり素敵なワイン。密度も十分‥この味わいの濃さは、旨味な出汁系でもある。旨味が強いので、香り以上に、味の余韻が長いのは、満足感を増幅させますね。

ロッソ・ピチェーノかぁ‥

旨いワインもあるんだよなぁ‥。

雑味がない‥。これって西野嘉高にとって重要な部分なんですよね。様々な品種特性を表現する上で、スパイスや苦味は、雑味に感じることもしばしば‥なわけですが、このワインは雑味を感じませんね。

三日目です♪うん、落ちないですね。果実の香味の厚みや密度はもちろんですが、酸が維持されてますので、緩みません。モンテプルチアーノの力強い果実味を、サンジョベーゼの酸が下支えしてる感じかな。初日のやわらかい厚みと、ジューシーな酸味も楽しいワインですし、使いやすいですね♪

四日目です♪一応、ビオなもんで、引っ張ってみましたが‥甘味が出てきて‥これまた美味じゃないですか‥。果実味、酸味ともに良好に馴染んでおり、うんうん、これは飲食店さんは使い易いですね♪

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