Pinot Bianco Talis 2018 Venica e Venica

イタリアの白ワイン

ヴェニカ・エ・ヴェニカ特集

更新履歴 2019/11/07
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ピノ・ビアンコ・タリス 2018 ヴェニカ・エ・ヴェニカ
《イタリア/フリウリ/白/ピノ・ビアンコ/辛口》

1929年にダニエレ・ヴェニカが古い醸造所を周辺のブドウ畑を購入して始まったヴェニカ・エ・ヴェニカ。現在の当主は四代目のジャンカルロ。イタリアのみならず、コント・ラフォンなどブルゴーニュなどでもワイン造りの経験を持ちます。ジャンカルロの母であるオルネッラがアグリツーリズモも運営、現在所有する畑は26ha。自社畑のみのブドウでワイン造りを行なっており、ドレーニャ・デル・コッリオの区域内に全ての畑が位置していますが、点在しており、厳密には55種類のミクロクリマに分類することができるそうです。

区画毎のミクロクリマと土壌を把握し、栽培する品種や、その仕立てを変え、5回から10回に分けての収穫により発酵用のタンクも比較的小さなものを数多く所有しています。畑ではビオロジックを実践しており、一切の除草剤や、防虫剤、ホルモン剤の不使用はもちろん、銅の使用も最小限に抑えています。下草は伸ばされ、畑の周辺には森があり、リンゴやアプリコットなど様々な植物が植樹されています。

醸造は父であるジャンニの時代から変わらないシンプルなもので、11度で20時間の低温マセラシオンでブドウの個性をモストに移し、ブドウ本来のエキスのみにを抽出することで、その土地で育ったそのブドウの個性を表現しているそうです。収穫したブドウの個性をワインへと醸す上で酸素や、澱との角な接触をさけるために、再利用できる二酸化炭素を先にタンクや、パイプに充填し、酸素を追い出してからモストを入れ、徐々に二酸化炭素のレベルを下げて発酵させるとのこと。基本的にステンレスタンク(一部大樽)で仕上げ、澱との接触期間は5ヶ月から6ヶ月と短い。ロングマセラシオンの造り手とは双璧ともいえ、果皮や澱との長期の接触はモストそのものの個性を隠してしまうとの思想。また、ブドウの状態によって収穫時期や、マセラシオン、熟成容器を変更していますが、新樽は一切使用しないとのこと。また酸素供給の必要性に応じて一部たるを使用しています。

8月30日と31日に手作業で収穫。除梗し、酸素を遮断する特殊なステンレスタンクで12時間、10度から12度の低温で果皮浸透、アルコール発酵終了後、40%は20hlから27hlの大樽(古樽)、残りはステンレスタクで5ヶ月の熟成。最初の2ヶ月は定期的にバトナージュ、3月と5月の満月の日にボトリング。できるだけ短い熟成期間でワインが閉じる前に瓶詰めすることで新鮮さを閉じ込める。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

ヴェニカ・エ・ヴェニカらしいスラリとしたボルドー型瓶。キャップシールやロゴ部分が黄色なので、このピノ・ビアンコは単一品種シリースのひとつになりますね。コルクはディアム社製の5cmで歓喜。冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのキャンティ型となります。キンキン温度で、ピノ・ビアンコだとミネラル香が前面のイメージがありますが、しっかりと果実香が出てますね。和梨強め、洋ナシのヒント、微量のシャインマスカット、揮発しない柑橘、白桃、色味も上から覗くとしっかり黄色味があるんですよね。そしてスワリングに重み書き忘れましたが、表記のアルコール度数は13,5度となります。

口に含みますと、うん、香り同様ピュアな果実味が豊富。冷涼なミネラルがあり、フリウリとしては標高は高めだとしても、アルト・アディジェよりも太陽を感じさせる果実味があります。酸味は穏やかで新鮮さ推しではない。終盤に軽快な苦味がありドライにフィニッシュします。少しメロン果汁的なニュアンスもありますね(シャインマスカットに近い部分かな)。ピノ・ビアンコって日本酒的という認識なんですね。そう、吟醸酒、でも大吟醸ほど華やかではない。精白60%のギリ吟醸酒で、ミネラリーなタイプ。

温度が上がるとさらに味わい深く、旨味もでる。ピノ・ビアンコならアルト・アディジェ産ならもっとお手頃価格で‥となるが、もっとサッパリと飲ませるタイプになるだろう。パッと飲み(パッと見ではない)は、ピノ・ビアンコらしさを感じ、それらとの近似値に近づきそうだけれども、実はやっぱりフリウリ産であることをボディや深さ合計28%増しで実感できると思う。

二日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのキャンティ型。初日よりも香味に開きを感じますね。少し、ミンティな香りがありますが、粉っぽさはありません。その真っ白さから少し黄色のヒントのある柑橘の白いピロピロやピール、果汁の風味。可憐な黄色、白い花、口に含むと、ミネラルの溶け込んだ旨味、でも、旨味推しではない。ほどよいボディ感があり、清潔感はあるが、サッパリではなく、ボディと深みの幅があるのがフリウリ産らしい。ただ、アルト・アディジェ産のさらに冷涼で軽快なサッパリ感を否定するものではないし、そこは使い分けである。温度が落ち着いてからもおいしいですね。パキパキとした酸味ではなく、穏やかな果実味に溶け込む酸味でワイン単体でも結構おいしい。でも、やっぱりイタリアワインらしくなんか食べたいですね。ハモやアナゴ、出汁と柑橘、ああそうか、俺の中では土瓶蒸しを連想してるんだな‥わかる。

三日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのキャンティ型。芳香過ぎることがないのが嬉しいですね。この手のワインであまりにも花の香りが強いと芳香剤的になっちゃいますから。三日目は終盤に旨味をぐいぐい引っ張る酸味もさらにクッキリしてきて、やっぱりどこか出汁が欲しい。潮汁、アサリの酒蒸し(ワイン蒸し)なんかいい。柑橘を一絞りお願いしたいところだが、果皮の緑の柑橘もいいし、イタパセがなければ、ミツバでもいいのではないか。しかもアクアパッツァに。

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