Brunello di Montalcino Madonna delle Grazie 2010 Il Marroneto【第一回販売分】

トスカーナ州の赤 > Montalcino

更新履歴 2015/10/20
情報 第一回販売分
販売価格

25,800円(税込)

在庫数 SOLD OUT

※本数制限はございません。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・マドンナ・デッレ・グラツィエ 2010 イル・マッロネート
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》


1974年、現当主であるアレッサンドロの父であるジュゼッペ・モーリがアジェンダを購入したことから始まります。元々は弁護士だったジュゼッペ・モーリはワイン造りという趣味、余暇の楽しみのために栗を乾燥させるために使われていた13世紀の小さな建物「マロネット」を醸造所に改装してワイン造りを始めます。元来趣味の延長線であったことからビジネスとしてのワイン造りではなく、その土地の伝統を素直に表現するというシンプルな哲学と目標を持って始めたそうです。

やがて現当主であり息子であるアレッサンドロとアンドレアの時代になり趣味から家業としてのワイン造りへと変革します。アンドレアは法律の分野でキャリアを積むことを選びましたがアレッサンドロは、父とそして家族の情熱の源でもあるワイン造りを継ぐ事にまりました。

1990年には近代的なセラーなども完成させましたが、アレッサンドロは、元々の父の思想でもあるその土地の伝統を素直に表現‥するように、大樽での4年の熟成という古いブルネッロの規定通りのワイン造りを実践しています。

畑はモンタルチーノ中心部の城壁のすぐ近くにある北川の斜面で海抜350mに位置しています。畑は「マドンナ・デッレ・グラツィエ」という中世の協会を囲んでおり、その名前が最上級のブルネッロ・ディ・モンタルチーノにも冠せられています。

サンジョヴェーゼは1975年に植樹され、1979年と1984年に追加で植樹されています。高い密植ではなく、ブドウ樹には十分な間隔を設け、土の表面から栄養をとるサンジョヴェーゼが根付くスペースを十分に確保しているそうです。

畑の管理もブドウ樹に最大の敬意を払い、伝統的かつ必要最小限の介入のみを哲学にしています。集中的な生産を避けることで樹間を覆う植物をはわせ、受粉期間を長くすることでブドウの樹勢をコントロールします。また3月に剪定することでブドウ樹に十分な休息期間も与えるようにしているようです。

ブドウの梗が焼けたような色合いになり始めた時期に収穫を始めますが、これはブドウの種の適切な成熟を示すものと考えています。タンニンを含む種を適切に成熟させることがブドウ栽培においての重要項目と考えているそうです。

醸すワインは三種類。ロッソ・ディ・モンタルチーノ・イグナッチオ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・イル・マッロネート、そしてこの最上級のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・マドンナ・デッレ・グラツィエの三種類となります。なお、ヴェロネッリ誌にはエノロゴとしてパオロ・ヴァガジーニの名前が記載されています。

ブドウ園は6haという小さな規模ですのでアンナータと畑は共通のようですが、房選りで最高のブドウのみがマドンナ・デッレ・グラツィエに使用されます。収穫されたブドウはまずアリエ産のオーク樽に入れられ最初の二日間は一切の手を加えません。その後20日から22日の期間をかけてじっくりと発酵が行われます。

海抜400m付近。多様なミネラルを含む海洋性の砂質土壌。収穫されたブドウはアリエ産のオーク樽の中で二日間、手をかけることなく休ませます。その後20日から22日間かけてアルコール発酵が行われ、樽熟成は2,500リットルの大樽で41ヶ月の熟成後、瓶熟成期間を含めて5年の熟成後にリリースされます。


この2010年はガンベロ・ロッソ誌2016年度版トレ・ビッキエリ、ワインスペクテイター誌95点、ワンン・エンスージアスト誌99点、ヴィノウス(アントニオ・ガッローニ)97点、ジャンシス・ロビンソン17.5+点‥そしてワイン・アドヴォケイト誌のモニカ・ラーナーは、カサノヴァ・ディ・ネリのテヌータ・ヌオヴァと一緒にこのワインに100点を献上しました。



 「Congratulations to my two 100 point #2010 Brunello, #casanovadineri, #ilmarroneto」

  https://twitter.com/monicalarner/status/571358594551033856


■ワイン・アドヴォケイト 217号 100点(モニカ・ラーナー)飲み頃:2017年から2035年


The purest and most profound expression of Sangiovese on the market today, the 2010 Brunello di Montalcino Madonna delle Grazie is a monumental achievement. It represents the pinnacle of varietal perfection from one of the best vintages on record in Montalcino. The wine opens to a beautifully saturated ruby color with vibrant crimson highlights. It shows an enormous sense of inner energy and vitality characteristic only of the best quality grapes. It continues to deliver crisp tones of small forest berry, pressed violets, wet earth, white truffle, licorice, balsam herb and all the other lovely aromas that are so distinctive in wines from this stunning part of Tuscany. The tannins are firm and linear, adding a great sense of support at the back and lingering persistency. The wine is profoundly beautiful today and shows all the criteria necessary for 20 years or more of cellar aging. Brunello Madonna Delle Grazie represents the enormous promise of Montalcino.

Every once in a while, along comes a wines that rocks your foundations. My new year opened with one such a wine: Alessandro Mori's 2010 Brunello di Montalcino Madonna Delle Grazie. In a single sip, this wine restored my confidence in Sangiovese, Montalcino and in my favorite Tuscan wine appellation that has recently experienced so many awkward growing pains. I felt like I was drinking liquid Sangiovese in its most divine incarnation. The wine is permeated with energy, purity, luminosity, elegance and power. Il Marroneto is one of the historic estates of Montalcino and in fact the 2010 vintage represents its 30th year of only-Brunello production. I have tasted its wines regularly for the past 20 years and have not always been this enthusiastic about its results. But the magic of the iconic 2010 vintage seems to have blessed the special Madonna Delle Grazie vineyard cru, fittingly located near a 12th-century chapel on the hills not far from the northern wall of Montalcino. The vineyards were planted at 350 to 400 meters above sea level in various phases from 1975 to 1984 and are in their prime production years right now. The wine making philosophy is traditional with a focus on large oak casks (2,500 liter or 660 gallons) made from Slavonian oak for 41 months. It spends an additional ten months in bottle before release. This is what the great wines of Montalcino aspire to be.

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