Barbaresco Sanadaive 2007 Adriano Marco e Vittorio
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バルバレスコ・サナダイヴ 2007 マルコ・エ・ヴィットーリオ・アドリアーノ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》
アルバはサン・ロッコ・セーノ・ディ・エヴィオ村という長い名前の村に位置します。1900年代前半に祖父であるジュセッペ・アドリアーノ氏の代からワイン醸造も行っていたようですが、マルコとヴィットーリオの代から本格的にピエモンテのワインを生産し始めます。
マルコがアグロノモを、ヴィットーリオがエノロゴを務め、他は家族・親戚総出で‥な小さな造り手ですが、近年、醸造設備を刷新するなど品質の向上目覚ましい注目の生産者でもあります。
ピエモンテの生産者らしい土着品種を醸していますし、ヘーゼルナッツも販売しているようですが、ご自慢はそのバルバレスコですね。バサリンのクリュからは、クリュ付きと、そのリゼルヴァを。そしてこのサナダイヴと呼ばれるクリュ・バルバレスコも生産しています。
海抜280m付近、南西向きの畑には平均樹齢30年のネッビオーロが栽培されています。28度までに温度管理されたステンレスタンクでの果皮とともにアルコール発酵後、澱引きされ数ヶ月ステンレスタンクで休ませてからスウラヴォニア産の30HLから50HLの中樽で12ヶ月の樽熟成が施されます。
さて‥状態は、ALEBISAの共通瓶。表裏ラベルともにキレイですね。見逃してたらごめんレベルです。キャップシールも問題なし。ピンクのDOCG帯封の発色もいい。シール裾に横巻きとなりますのでくるくるとは回しませんが、液面は揃って高い位置をキープしており液漏れはないはずです。色合いもまだまだ深みある赤で透明度がありますね。瓶底には少しだけ細かめの澱が右往左往しますが、沈殿する澱で問題もないですね。状態はとてもいいですよ。ちなみに表記のアルコール度数は13,5度。決して著名な造り手ではありませんが、デパートのイタリア展で1,980円で販売されそうなバローロの造り手ではありません。サナダイヴのクリュもグランクリュではないはうですが、アドリアーノが自身を持ってリリースする畑名付きバローロ。飲み始めにもいい2007年は優良年のひとつ、価格も試しやすいですね。
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