Vernaccia di San Gimignano 2015 La Lastra

イタリアの白ワイン

更新履歴 2017/04/27
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2,080円(税込)

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ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ 2015 ラ・ラストラ
《イタリア/トスカーナ/白/ヴェルナッチャ/辛口》


ラ・ラストラは、1994年にサンタ・ルチア地区に設立されたアジェンダで、ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ協会の元副会長であるナディア・ベッティ女史と、トレントの醸造学校で共に学んだ夫レナートが栽培と醸造を担当する小さな生産者です。所有する畑は三区画に分かれ、海抜280mから320mの斜面に位置する合計6ha。内3haは、この地の主要土着品種であるヴェルナッチャが栽培されており、残りはサンジョヴェーゼや、カベルネ、メルロ、カナイオーロなどが栽培されています。ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノはこのスタンダードなものと、バリックで熟成させたリゼルヴァの二種類。基本的にヴェルナッチャにバリック熟成は不要と考えておりますのでスタンダードなものをご案内しますね。

トレンティーノ・アルト・アディジェ州のサン・ミケーレ醸造学校で学んだナディア女史と、ご主人のレナート氏。醸造学校を卒業し、サン・ジミニャーノを訪れたのは、単なるショートトリップだったそうな。しかし、彼女達はその風土気候に魅力を感じ住むことになりました。そして、当時はまだ観光客向けの低質な地ワインに過ぎなかったヴェルナッチャの復権を試みます。収穫量の制限や、新しいクローンの作付けが行われていた数ヘクタールの葡萄園を手掛けることになり、その成果が出た4年後、その土地を購入し自社瓶詰を開始し、現在に至ります。


「トレント出身の私だけれども、ここサン・ジミニャーノは第2の故郷のようなもの。
 だからにこの地の自然が成し得た恵みに敬意を払う意味からも、あくまでも重点
 はヴェルナッチャ種にある。

 皆がシャルドネだのソーヴィニョンだの大騒ぎするのは間違い。ヴェルナッチャ種
 がこの地のみにおいてコレだけ多大な結果を残すのには何か意味があるはず。

 それを引っこ抜いて外来品種に没頭するのは正気の沙汰ではないと思うわ。」


彼女自身、フランスの偉大な白ワイン愛好家であるというものの、あれは彼らの大地の作品と語り、白に限ってはヴェルナッチャ種100%の姿勢を崩す意志はないらしい。外国、とは言わぬまでも、多々の異なる文化に成り立つトレンティーノから舞い降りた彼女にとってのヴェルナッチャ種とはなんであろう。


 「ミューラー・トゥルガウ種やトラミネル種のように香り立ちはしないし、ピノ・
  グリージョみたいにパワフルなボディが押し寄せてくる訳でもない。

  ヴェルナッチャ種が私たちに与えてくれるものは、食事とのバランス。棚底に
  飾り置かれる一流銘柄のワインではなく、食事の席に置かれてはじめて、その
  真価を発揮する日常のワイン。

  つまり高貴な味よりもワインの本質を兼ね備えたワイン。要するに、私が造り
  たいのは最高の日常ワインなのよ。」


ご存知の通り、ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノはトスカーナ州唯一の白のDOCGとなり、品種はヴェルナッチャが90%以上。1966年にDOCに認定され1993年にDOCGに昇格しました(キャンティ・クラッシコがキャンティDOCGから独立昇格したのが1996年ですからそれよりも早いのですね)。フィレンツェとシエナの間、ポッシポンシの街の西側に位置するサンジミニャーノの街、トスカーナ観光という意味ではピサと同様にルートに入るような気もしますが、どちらも行ったことありません。NHKの世界ふれあい街歩きで見た光景は、棟が一杯あって‥そんな感じですね。ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノに関してはマット・クレイマーの「イタリアワインがわかる」を読むと、DOCGに昇格したあたりから、一部の生産者は土産物から離脱‥とありますがいまだに観光客向けの‥とも。

収穫された葡萄は、ソフトプレスで圧搾され、約12度のコールドマセラシオンが行われます。18度を超えない温度管理でアルコール発酵、そして熟成までステンレスタンクで瓶詰めまで酸素に触れないように行われます。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味


2011年ビンテージを2012年夏に扱って以来ですからそれはそれは超久しぶりとなりますがラベルデザインは変わりがないようですね。ラベルには山とか月とか描かれておりますが、フォントの使い方もセンスがあります。土産物的でないのはすでにラベルデザインからも伺えますよ。すでに輸入元試飲会で何度も試飲をして味は確認済の安心済な毒味です。2011年から圧縮コルクだったようですが、この2015年はディアム社製の圧縮コルク4,5cmというのが嬉しい。冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのキャンティ型です。表記のアルコール度数は2011年が13.5度でしたがこの2015年は12,5度となります。

少しヴィニフィカート・イン・ビアンコ的なシルバーがかる麦わら色。透明度がありクリアですね。黄色の薄めの柑橘の新鮮な果汁感ある香り、白いシトラス、度数は低めですが、果実香には熟度を感じます。なるほどアーモンド香がありますね。香りは新鮮さを感じますが、その酒質のやわらかさ、なめらかさも香りから感じます。

口に含みますとミネラルの厚みがあり、口の中を満たす液体は決して小ぢんまりとはしていない。一口目から旨味もありますね。やさしい酒質はどこかピュア・オリーブオイル的で、緑の要素は少ないのでエクストラ・ヴァージン的ではないオイリーさに表れています。

塩味と隅々まで行き届く酸味にメリハリがありやわらかさと、それらのコントラストがいいですね「効いてる、効いてる」そんな感じです。決して緑の要素がないわけではないが、白に近い。ほんのりと微かな苦味。

筍や菜の花など、春の少しエグ味や苦味なんかと合いそうですね。色は白いんだけれどもやはり緑の要素も感じるのでガルガネーガよりはコルテーゼやソーヴィニョンに似ている印象。とてもバランスがよく、いい意味でニュートラル。黙ってこのクラスの白をお手頃価格で出されたら‥むむむ、お主ヤルな‥となる。

丁度いい‥のド真ん中。これぞイタリアワインらしい。野菜の青さや、ミネラルとの相性も良さそうだし、イワナ、アユなど川魚とも合わせたい‥と2011年も書いている。マリネしたサーモン、たまねぎ‥ああ、やはり連想するのは同じだな。

12.5度というのもあまり感じない。13度ぐらいはありそうな厚みがあり密度がある。まったくユルみやヌケがないのもいい。単一品種なので一本気‥それが持続する‥まさかの2,080円税込は驚愕のコスパ。ほんとバランスがいいよね。文句の付けようがない。

旨味も甘味も強過ぎいが、やわらかさがそれを感じさせる。温度を上げてもそのバランス、香味の表現は変わらない。

いいねえ。いい柑橘のビターな風味があります。酸味、ミネラル、こんなに完成度の高いヴェルナッチャなら‥マジでお土産レベルではない。

二日目も冷蔵庫キンキン、グラスはヴィノムのキャンティ型。オヴァチュアでもいいと思うが、スラリとした感じはこのワインの酒質に良く合うと思う。芳香さ、香りにリッチ部分がある。洋梨、バナナ、白桃、香りはとてもよく開いていてこちらを向いている。

実はキンキン温度でも、ミネラルはキンキンには感じないかもしれない。厚みがあり酸味とともに少し温かみもある。ほどよい旨味があり、そんな少し温かい一面を魅せる酸味は不足なく広がる。ほんの少しの苦味はミネラルのやわらかさにコーティングされている。柑橘の白い部分と薄い黄色がドライ。

とても旨い。こんなに完成度の高いワインもなかなかない。自分で書くのもなんですが、俺っていいワイン知ってるし、選んでんだよねえ(おい!調子に乗るな!)。

三日目は飛ばして四日目、冷蔵庫キンキン温度、グラスはオヴァチュアです。やわらかなミネラル、アーモンド、飲み口もオイリーなやわらかさ。しっかりと味は開いておりとにかく美味しい。バナナのリキュール、洋梨と桃もいいですね。色の薄い柑橘がそれらを引き立てる。十分な酸味があるが、イガイガしない。味、香りともに余韻もあって文句がない。

オヴァチュアでやっと気付くわけですが、ブルゴーニュ型グラスでもいいかもしれませんね。しっかりと(ある意味)濃さを感じる力強い味わい、ほどよい旨味、複雑な香味、ヴェルナッチャは土産物ワインじゃあない。

素晴らしく上質!

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