Langhe Nebbiolo 2007 Malvira'

ピエモンテ州の赤 > Malvira'

更新履歴 2011/09/03
販売価格

2,680円(税込)

在庫数 SOLD OUT

ランゲ・ネッビオーロ 2007 マルヴィラ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/ミディアム》


お手頃価格で早飲みネッビオーロなら‥ロエロ地区のスタンダードなヤツがやっぱりイイですねぇ。ロエロ地区のツートップ‥9月末までセール開催中のマッテオ・コレッジャと、このマルヴィラでキマリです!!2004年、2006年‥そして2007年‥やっぱりマルヴィラのランゲ・ネッビオーロは旨いっ!!

バローロ村やラ・モッラ村よりも北東に位置するのが、バルバレスコ村やネイヴェ村ですが、あの間‥アルバ村を北上するとロエロ地区となります。そんなロエロ地区の中でもカナーレ村にあるのが、このマルヴィラ。ロエロ地区も歴史は古く、1600年代からネッビオーロの栽培が始まっていたそうですが、ロエロ‥と聞けば思い出す‥白の土着品種であるアルネイスに至っては、1478年から栽培されていた‥なんて文献もあるそうです。

1950年にダモンテ家が創業したマルヴィラは、今やロエロ地区トップの生産者のひとつ。現在では、ロベルトとマッシモ・ダモンテ(マッシモがエノロゴのようです)兄弟が取り仕切り、ロエロ地区の伝統的な醸造法と、その土地の個性の具現化のためにワインを造り続けています。

そんなマルヴィラのスタンダードなネッビオーロは、あえてロエロを名乗らない。ランゲ・ネッビオーロとなります。ランゲ地区に所有する海抜320m、南東向きの粘土質と石灰質白土な土壌で栽培されるネッビオーロは樹齢約20年。haあたり4000本の株密度で、1本あたりの収量は1.0kgとのこと。450Lのフランス産のオーク樽での20日間の発酵とマロラクティック発酵後、18ヶ月の樽熟成と6ヶ月の瓶熟成を経ます。

同じロエロ地区でもマッテオ・コレッジャとの個性の違いが楽しめますね。どっちも旨いわけですが‥マルヴィラもやっぱり美味しいなぁ〜。



独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味



マルヴィラお馴染みの角が角張ったボルドー型瓶、ラベルもお馴染みのタロットカードがモチーフn愛らしいデザインですが、これまでの漫画ちっくではなく、色鉛筆で塗られたような‥そんな色合いとタッチに変更されています。フォントの大きさもちょっと違うかも?表記のアルコール度数は13.5度と、2006年と同じ。2006年の毒味の際に、陳腐な質のコルクを見て、シリコンでいいんじゃね?と、書きましたが、見事にシリコンに変更になっております(笑)。ただし、なんの印字もない愛想のないシリコンなのはちょっとなぁ‥。グラスは昨年はブルゴーニュ型でスタートしましたが、今年はオヴァチュアで。

おおお、今年はなかなかアロマチックに香りが開きますね。バラは、セミドライな感じの花束、カシスとスミレも‥豆っぽい香りと砂質な土壌、石灰質な感じを連想させる香り、口に含みますと、バラのリキュールっぽい香味、輪郭はとてもすべらかでやわらかい。規則正しく詰まる密度、バラやスミレの香味に、やはり土壌を連想させる香りが良いアクセント。鼻に抜ける香りも芳香で、ストレスのない飲み口でスルスルと飲めるミディアムボディ。タンニンも酸も、キメが細かく極上ですね。サラっとした様は乾いている(ドライ)でもありますが、果実達がしっとりとしている‥というバランスでとても美味しい。

うーん、やっぱりマルヴィラも旨いなぁ。

ブル型の方がややアルコールも感じ、味わいは酸味に〆まりを感じかな。どちらでもよいと思うよ。2007年は温暖な優良ビンテージだったようですが、どこかにミネラルからくる冷涼な感じがあるので厚ぼったたさは皆無。やはりしっとりさ‥とドライさの競演で、余韻もとても長く感じますね。とてもエレガント‥美味しいねぇ。

二日目です。グラスはオヴァチュア。甘味を感じるバラとスミレの競演の中にミントの葉、含み香にも、フラボノ的な緑がかった白いミント系の香りが特徴的。セミドライのイチジク、しっとりと濡れた花びら‥ミネラル豊富な水分で保湿する熟したベリーの果実味がとてもいい。甘味はほんのりと果実由来‥綺麗に角が取れてますね。まだまだ若いとも言えますが、ひとつひとつの要素がしっとりと組み合っててて、それぞれの個性が感じられます。やわらかいだけではなく、どこかミネラルがピンと張ってくれてダレないのもステキ。どこか牧草的な香りもするんですよね‥以前にマルヴィラのファヴォリータを飲んだ時にも感じた牧草。

三日目もグラスはオヴァチュアで。ブルゴーニュ型でも良いと思いますけどね。三日目にしてまとまりある香り‥牛ではない家畜の乳の香りがほんのり‥それにハーブのような、スパイスのような香りを感じると枯れていない牧草っぽくなるのかな?もちろんベリーやスミレ、バラの要素もたっぷりありワインとして心地よい。しっかりとした酸味を感じ、鼻に抜ける香りがドライフラワーなバラ‥なのもいいですね。

とここでグラスチェンジ‥ブルゴーニュ型です。アルコールをやや強く感じさせますが優しさは、こちらの方が上‥うん、三日目はブルゴーニュ型だな。

この価格帯だとサンジョベーゼなら良質のキャンティ・クラッシコが‥ネッビオーロだと?そう、やっぱりロエロ地区の良質なネッビオーロで決まりですね!!

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