Maharis 2006 Frudo Maccari

シチリア州の赤 > Feudo Maccari (Sette Ponti)

更新履歴 2009/07/10
販売価格

4,980円(税込)

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マハリス 2006 フェウド・マッカリ
《イタリア/シチリア/赤/ネロ・ダヴォラ、カベルネソーヴィニョン、シラー各等分/フルボディ》



テヌータ・セッテ・ポンティの当主、アントニオ・モレッティ氏もシチリアの可能性に魅せられたひとり‥。シチリア島、南東部にある美しい村ノート‥その素晴らしいテロワールに感銘を受けたモレッティ氏は、フェウド・マッカリのアジェンダを含む100haの土地を2000年に購入し、シチリアでもワインを生産し始めました。(ヴェロネッリ誌には50haと記載されてますが、内葡萄園が50haなんだと思う。)

お馴染みのサイアのように、シチリアの葡萄品種であるネロ・ダヴォラを醸しながらも現代的な表現をした作品もさることながら‥ノートの土地らしさを生かした気軽に楽しめる赤とロゼも造っております。

そんなフェウド・マッカリから‥サイアを超えるフラッグシップな赤が醸された初ビンテージが2005年。今回は、期待の2006年のご紹介です。マハリスという名はアラブにある塔から名付けられたそうです。

サイアと同じく海抜80mに位置する畑は、サイアが平均樹齢20年に対し、このマハリスは、20年から30年の樹から収穫された葡萄を用います。南と南東向きの畑は小さなライムストーンが主体の土壌‥haあたりの収量もサイアの半分‥となればやはりフラッグシップな感じですね。醸しと発酵は25日間、フランス産のオーク樽で12ヶ月の樽熟成期間もサイアの二倍となっております。もちろん醸すは、カルロ・フェリーニ(と、ジオイア・クレスティ女史)で間違いありませんね♪

気になる評価は、ヴェロネッリ誌2009年度版では青★★★の94点(G.B)で、2005年の93点よりも1ポイントUP。ヴェロネッリ誌に記載の生産本数は13000本で、2005年の8000本よりも増えましたね。

さて、昨年の2005年では不明だったセパージュ比率の情報が入ってきました。ネロ・ダヴォラ、カベルネソーヴィニョン、シラーは各等分とのこと。

今年もモンスターシチリア!!と呼ぶに相応しい‥その風貌、酒質は‥きっと貴方をノックアウト確実!!昨年も、マハリスファンが増えましたからね♪

待望の2006年‥

非常に出来がイイ!!太鼓判の美味しさ!!





独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味




まずは、昨年‥ド肝を抜いた‥その木箱は健在です♪イタリアワインではお馴染みの6本木箱は、真っ黒に塗られております。木目も確認できる塗りで色移りしそうな心配もありますが、あのオレンジ色の憎いヤツ‥なオリジナル包装しに黒の移りはなし。まぁ‥真っ黒な木箱も珍しい。もちろん、木箱中味や‥桟まで、黒なんだから凄いですね。

もちろん、6本お買い求めのお客様には木箱で配送しますよ♪ただし、所詮は塗りの黒ですから、ハゲもあるかもしれませんので、ご了承下さいね。

んで‥

昨年は、セッテ・ポンティ史上最高のカッコ良さ気なボトル‥と書きましたが、今年も男気のある‥おっとこまえなボトルは健在。その紋章な感じがカッコいいんだよねぇ。茶オレンジな紋章は透明シールではなく、ボトルに直に印字されておりまして、これがイイんだな。ただし、バックラベルは輸入元オリジナルですが、結局、ビンテージと、アルコール度数を印字してもらってなくって、それらだけ、あとからシールで貼ってあるという大失態ですが、輸入元‥飯田さんの悪いとこですね。もちろん、改善要望しましたが、治らないと思います。西野嘉高のようにA型のヒト‥いてませんから‥。

なお、アルコール度数は14.8度の表記で、たぶんセッテ・ポンティオリジナルのバックラベルは15度と書いてそうな予感。昨年の初ビンテージは、セッテ・ポンティおかかえのVE刻印のボトルメーカーのボトルながら、セッテ・ポンティオリジナルの刻印なし‥でしたが、この2006年は、瓶底部分は、オレーノなどと同様に、テヌータ・セッテ・ポンティの刻印入りで、そのオレーノと同様に、バックラベル下に、ワイン名‥つまり、このマハリスであれば「MAHARIS」の刻印がモールドされているオリジナル瓶となります。

やっぱり、シチリアにおけるセッテ・ポンティのフラッグシップな扱いなわけですね♪

コルクのメーカーも、トスカーナにおけるセッテ・ポンティおかかえの会社になったはず‥。昨年よりも質が上がり‥というか、オレーノ同様のコルクの質‥5cmとなっておりまして、昨年の初ビンテージよりも、ブラッシュアップされた‥と言えるでしょう。

グラスは、リーデル‥ヴィノムのボルドー型一択です。

全く、先を見通すことのできない真っ黒な液体。エッジに赤味は見えつつも、ほぼ黒な赤ですね。グラスに鼻を近づけてみますと‥

あああああ、セッテ・ポンティだわ‥。

あああああ、カルロ・フェリーニだわ‥。

ただ、焙煎したコーヒーなロースト香りに、この2006年は上品さを感じますね。乳脂肪分の高いミルクな要素もお馴染みですが、そこはかとなく、豆乳なニュアンスは、セッテ・ポンティの中でもこのマハリスのみに感じる要素。

たっぷりのブラックベリーに、アメリカンチェリーが混じりつつも、大納言な黒豆の香りが印象的なのは、相変わらず。アルコールの出し方、アルコールの感じさせ方も、よりブラッシュアップされてる印象。よくまとめてキマシタねー。ほんと、香りだけでも、このワインの進化を感じます。

昨年は不明だったセパージュ比率も、結果、ネロ・ダヴォラ、カベルネソーヴィニョン、シラー等分と判明したわけですが、カベルネの青さは皆無で、それを考えても、よくまとまってますね。

口に含みますと‥

うおーーーーーーーーーっ!!

確かに濃いよ‥

確かに濃いが‥

これは2005年よりも、相当出来がいいですね!!めちゃくちゃ継ぎ目のない濃さなんですよ‥無段階CVT(←この表現も久々だな)‥12気筒なモンスターエンジンながら、変速ショックのない無段階CVTなんだから‥これが凄い。

ヤルなぁ‥。

昨年の2005年は‥

┣" ┣" ┣" ┣" ┣" ┣"‥‥‥‥

と、ハーレー・ダビットソンな単気筒エンジンなパワフルさ‥を感じましたが、今年は違いますわ。無段階‥なスムーズさ‥シルキーよりも重く感じるヴェルヴェット。

塊感はありますが、どこかに羽毛なやわらかさがある。ベルベットながら、肌触りは、さらに重さを感じる風合い。コーヒーなロースト香は苦味にも通じる部分もありますが、この2006年のマハリスは苦味が穏やかですね。

今‥圧倒的に美味しいっ!!

渋味、酸味ともに、不足感がないのに、出しゃばってない‥。すべての要素が一体となって、ハマリス‥というスタイルを形成していますね。

こりゃ、完成度高いわ。

完成度が高すぎて、各葡萄品種の個性‥とか、ある意味‥わかんねぇ!

どれか?って聞かれたら‥ネロ・ダヴォラ。

やっぱ、シチリアのワインだね。


二日目です♪今宵もヴィノムのボルドー型グラスで。香りがほんとセッテ・ポンティのスタイルですね。初日よりも、熟れた‥というか、コネコネしたエアリーな甘味のある香りが‥もー堪りません♪やはり2005年よりもロースト香が控えめです。確かにインキーな香りもありますが、上等な‥西野嘉高では使いこなせない‥万年筆のインク的な‥やはり2006年は「品」ですね‥。

インクでないとすれば‥墨汁。

南のワインだからって雑に感じさせることがないのは、セッテ・ポンティ×カルロ・フェリーニの成せる業。ま、サイアで実証済みですが、ほんと、この香り、好みやわぁ。

口に含みます。

うん!!

綺麗に濃いっ!!

酸味の質が‥また、イイのよっ!!

セッテ・ポンティのワインは、見えるのよね‥「見えるっ!!」ですよ。その構成‥まるでミクロの決死隊(←古いわ‥)になったかのように‥引き込まれて、その構成が何なのか‥酸味‥渋味‥そして核の部分へ‥核という柱から、張り巡らされる梁‥そこに肉付けされる果実‥見える‥見えるんですよ。これがセッテ・ポンティスタイルの真骨頂ですね。

あーなんて言うかな‥この酸味、この香味‥あり得ないほど美味しいですね♪

オレーノの構成感に近い‥と、この2006年は感じますが、オレーノはタイトな構成で、ジェントルマンな趣きですが、マハリスは、もう少し大きくて‥でもマッチョまではいかないかな‥。柱と梁を感じるワインは揺るがない「安定」を感じますね。

三日目です♪二日目と‥特に変わったようには感じません。口に含んでも、特に変わりなく美味しいですね。酒質は強め‥というか強いんですが、どの要素もイガイガしてないので、スムーズに、その強さ、濃さを楽しめるワイン。今飲んでもいいですよ♪

全体を通して、三種の品種がよく馴染んでますが、この三日目にして‥スパイス‥黒とか白の‥シラーの要素を感じます。カベルネは相変わらず、青さは皆無。ネロ・ダヴォラの果実の肉付きがいいですね♪

文句なしに美味しい♪

2005年も、真っ黒木箱な理由もあるが、大人買い推奨しましたが‥この2006年も同様!!この圧倒的な存在感‥いつ飲んでも美味しいのもいいですね♪もちろん、イタリアワインらしい酸味も十分だから‥ワイン単体でも‥お料理と合わせても‥

うーん、素晴らしい。

やっぱマハリス凄いわっ!!

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