Nero di Nubi Pinot Nero 2013 Felsina

トスカーナ州の赤 > Felsina

更新履歴 2019/11/27
販売価格

5,980円(税込)

購入数

ネロ・ディ・ヌビ・ピノ・ネロ 2013 フェルシナ
《イタリア/トスカーナ/赤/ピノ・ノワール/フルボディ》

ドメニコ・ポッジャーリ氏がカステルヌォーヴォ・ベラルデンガのワイン荘園を購入したのは1966年のこと。友人であった故ルイジ・ヴェロネッリ氏の紹介で、フランコ・ベルナベイ氏をエノロゴに雇い入れ、1983年にリリースしたのがフォンタッローロと、キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ・ランチャ。このふたつのワインで一気にフェルシナの名声が高まることになります。ポッジアッリ家の所有となりますが、現当主は、娘婿であり1982年までは哲学博士として高校で教鞭をとっていたというジュゼッペ・マッツォコーリン氏。

フェルシナが位置するのはシエナの北、キャンティ・クラッシコ認定地域最南端のカステルヌォーヴォ・ベラルデンガ地区で、一部はキャンティ・コッリ・セネージ地域となり、境界を跨いで畑を所有しています。ランチャはキャンティ・クラッシコ地区内の単一畑、フォンタッローロはキャンティ・コッリ・セネージ地区のブドウも混醸されてますので、キャンティ・クラッシコを名乗ることはできないんですね。

カステルヌォーヴォ・ベラルデンガ地域は土壌は石灰を含む岩と薄板状のマール土壌が主体で、僅かに砂質とシストが混じり込みます。この複雑な土壌は感想しがちでブドウ樹は地中深くの粘土層まで根を生やさないと十分な水分を得られません。現在ではビオロジックを採用してブドウ栽培を行っていますが、ブドウのみならず様々種の植物をブドウ畑に隣接させることでミツバチや、動植物との共存を進めているそうです。

 「有機的な栽培だけでは十分とは言えない。サンジョヴェーゼはマッサル
  セレクションによって色々なクローンの最良の樹を増やしてきた。
  更に森や動植物との共存を進め、次世代に僕達の伝統を残していきたい。」

  また、同時に、

 「自然な栽培環境とワインの美味しさは関係ない。」

  とも言い切るところに共感を覚えます(まったくその通りだよ!)。

現在リリースしているキャンティ・クラッシコは四種類。CCベラルデンガ、CCRベラルデンガ、CCRランチャ、CCGSコローニア(高過ぎです)。サンジョヴェーゼ100%からなるIGTのフォンタッローロにカベルネソーヴニョンのマエストロ・ラロ、シャルドネのイ・シストリ、ヴィンサント。近年はスプマンテにも挑戦しています。

ここまでテンプレ


元々はフェルシナが所有している「カステッロ・ディ・ファルネテッラ」のアジェンダ名でリリースされていた歴史がありますが、2010年あたりを機に、「フェルシナ」のブランドからリリースされることになりました。ワインの歴史としては10年以上はあるはずで、決して新製品というわけではありませんが、フェルシナの名前で‥というところがミソですね。近年はスプマンテもフェルシナでリリースしていますしね。何か方針転換があったのだと想像します。

1986年にキャンティ・コッリ・セネージ地区内のファルネテッラの海抜550mに位置する2,5haの畑で栽培されるピノ・ノワール100%で、フランスのクローンとのこと。土壌は主に砂とシルト質で、石灰岩、岩の多い土壌となります。収穫されたピノ・ノワールは一部は丁寧な圧搾を行い28度から30度に温度管理したタンクで15日から18日の発酵。熟成はバリック(たぶん)で12ヶ月から15ヶ月樽熟成された後、アッサンブラージュされて瓶詰め。8ヶ月から10ヶ月の瓶熟成後リリースされます。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

撫で肩の瓶型。シャルドネ・イ・シストリと同じシェイプになりますね。ラベルデザインはシャルドネ・イ・シストリはペイズリー柄のような柄モノでしたが、このネロ・ディ・ヌビは雲かな?モノトーンで雲だと思うんだけど、波柄のスクリーントーンみたいな線もある。シャルドネ・イ・シストリがシャルドネですから、ブルゴーニュ品種として系譜、フェルシナの流れなんでしょうね。コルクはなかなかの5cmでいいですよ。グラスはとりあえずヴィノムのブルゴーニュ型。バックラベルに記載のアルコール度数は13度となります。

少し音域の高い甘味ある香りは、樽ではなく新鮮さある完熟イチゴの甘味。色も暗さもありますが、ピノ・ノワールらしい色合いです。ああ、これはピノ・ネロというよりも、ピノ・ノワールですね。イタリアのピノ・ネロの個性って、ちっともブルゴーニュ的ではありませんが、この香りは、ブルゴーニュっぽいピノ・ノワールの香りです。まずは口に含みます。アルコールも13度ですので、アルコール由来のボディ感が先行するわけではないが、穏やかな密度、イチゴと赤と黒の皮のベリー系のスパイスと果実味がありますね。少し、熟成感という意味ではなく、茶葉の風味があり、そこがタンニンに繋がる。ミネラルもありまろやかで、濃度を感じるわけではないがどこかモチっとしている。行き渡る酸味もあるんですが、渋味もおいしいですね。ピノ・ノワールとして決して強いわけではないのですが、いや‥ピノ・ノワールって元々強い品種でもないわけですが、エレガントで済ませられない上品さがありますね。やっぱり女性的だなあ。あからさまではないが、実はちゃんと複雑な香味があり、あからさまではないが、ヌケのない密度がありスキもない。ええやん、ええやん、このピノ・ノワール結構ええよ。

イチゴやベリー達の果実味、甘味がすーっと舌から喉を通り、ゆっくりと時間をかけて消えてゆくという余韻。これは時間経過でどうなるかたのしみなわけですが、すでにグラスの中で香り華やかに、そして香りの量も増えてきましたね。ボディ感も増してきて‥ピノらしい大きさ、スケール感もでてきました。グラスも13度ですし、このグラスがいい意味でニュートラルに香味を捉えられていると思いますね。それにしてもイチゴやベリーの甘味のある果実の香味と、ほろほろと、ビターな苦味とのコントラストがいいですね。そう、どこかビター、つまり、渋味と苦味が交差してて、少し香ばしさがあるんですよね。そこが樽なのかもしれませんが、全体像としては果実が主体のピノ・ノワール。

うーん、思ったよりもピノ・ノワールやな。確かに、イタリア産のピノ・ノワールにいいイメージがあるわけではないので、ハードルというか、初期値は他の品種よりも低いかもしれないが、ちゃんとピノ・ノワールなんですよね。グラスに入る液体の量が減るとなおさらピノ・ノワールっぽい色調になる。とはいえ、ミネラリーさにイタリアらしさも感じる。ピノ・ノワールとして考えだすと、もうそれこそピンキリになるので途方ないが、イタリアのピノ・ノワールとしてはかなり良質、上質と言える。

二杯目はグラスをザルトのユニバーサルにしてみました。これもいい。いや、この方がいいのか?果実味にまとまりがあり、より酸味や渋味(苦味)が果実味に内包される。うまいな。このグラスでもうまい。もちろん、ヴィノムのピノ型でも問題ない。ただ、これをヴィノムのキャンティ型は確実に違うとなるで、このザルトのユニバーサルはあり、となると、ヴィノムのブルネッロ型も範囲内のはず。

二日目もまずはヴィノムのブロゴーニュ型。初日の甘味は少し落ち着き、樽の風味がやや前に。味わいは十分に行き届く酸味と苦味を伴う渋味。少し焼き栗の風味がある。決して重みのある酒質ではないのですが、ピノ・ノワールらしい果実香の余韻がすごく長いんですよね。酒質はいわゆる良質なピノらしいエレガントなものですが、侮れない含み香の複雑さと余韻の長さ。うん、これはやっぱりベクトル的にはカベルネなどのボルドー品種ではなく、サンジョヴェーゼやネッビオーロ的ですね(大いに語弊あり)。どうしても、国際品種であり、世界各国で良質なピノ・ノワールが産出されていますので、なかなかじゃあこれが世界のピノと比較して‥となると分が悪いかもしれないが、純粋にこれまでのイタリアのピノ・ノワールと比較すれば、ようやくピノらしさのあるピノだと言えるし、ピノとしておいしいね。

もう少し、香りや果実味に濃さ(語弊あり)が欲しいと感じたならグラス(ボウル部分)を小さめにした方がいい。二日目、二杯目のザルトのユニバーサルはいとも簡単に濃く感じさせてくれる。濃くじゃないんだけどね、よりまとまった感じ、集中‥。

三日目。ヴィノムのブルゴーニュ型。イチゴの香りからローズヒップティー香りが華やかですね。穏やかな旨味があり、甘味もなめらかに溶け込んでいます。暑苦しくない密度、13度という飲みやすさ。渋味、苦味、酸味も三位一体。繊細ながら余韻も長いですね。実にピノ・ノワール的です。最後の一杯(半杯ですけどね)は、ザルトのユニバーサルで。うん、三日目ならこっちの方がいいかな。やっぱりまとまりがありますね。ま、どっちでもおいしいですけどね。ピノ・ノワールらしく強さよりも優美でエラガントなスタイルですから、合わせるお料理は‥鴨とかいいんじゃないですかね。赤身の鶏肉、脂身もくどくない感じが。ピノ・ノワールに近いピノ・ネロ、これぐらいがいいじゃない。

TOPに戻る TOPに戻る

イタリアワイン通販 nishino yoshitaka +plus


大きな地図で見る
[運営] 株式会社ニシノ酒店会社概要詳細
[住所] 544-0032 大阪府大阪市生野区中川西2-12-4
[電話] 06-6731-7406(実店舗専用)
[電話] 090-1899-4351(ネットショップ専用)
 こちらに掲載の商品に関しましては、上記携帯電話までお問い合わせ下さい。
[URL] http://www.nishino-yoshitaka.com/
[MAIL]nishino@nishino-yoshitaka.com
[MAIL]ypsilon@bk2.so-net.ne.jp
365日24時間ご注文受付。平均24時間(最長48時間)以内に正式な受注確認メールを配信いたします。毎週月曜日は定休日となっております。日曜の夕方から月曜日にご注文、お問い合わせの場合は、火曜日以降のご連絡となります。
お買い物全般に関することで何か疑問がございましたら、まずは[総合案内所]をご確認下さいませ。様々なご質問に対する回答を掲載しております。
会社概要プライバシーポリシー特定商取引法送料決済方法サイトマップお問い合わせ

TOPに戻る TOPに戻る

Members:にしの組

ログイン ログイン
ご購入時に会員登録された場合、登録したメールアドレスとパスワードにてログインが可能です。(パスワードをお忘れのお客様→パスワード再設定

Profile:にしのよしたか

にしのよしたか
西野 嘉高(1970年4月22日:A型)
イタリアワインに関することは、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

5%還元-2020年6月まで!

カード決済(クロネコWEBコレクト)なら5%還元!
キャッシュレス
このエントリーをはてなブックマークに追加
ライン
campany 株式会社ニシノ酒店
(会社概要・実店舗所在地地図)
campany イベントスケジュール
定休日・臨時休業日・西野嘉高のスケジュールや、ワイン会などのイベントスケジュールの確認はこちら。
faq サイトマップ
メール お問い合わせ
モバイル 090-1899-4351(西野嘉高直通)
カフェ "極主観的イタリアワインブログ"(新ブログ)
"Buona Scelta!"(旧ブログ)

Cart:お買い物かご確認

カート お買い物かご確認

Category:商品一覧

TOPに戻る TOPに戻る

新着イタリアワイン情報

FAQ:総合案内所

faq お買い物全般に関するご利用ガイド

送料や決済方法の他、お買い物に関する情報、よくある質問に対する回答をまとめました。何か疑問に思ったら、まずはこちらをご覧下さい。
ライン
caution ワインをお求めのお客様への情報

ワインをお求めのお客様に、ワインならではの品質管理などの情報などをまとめました。ワインをご購入のお客様はご一読下さいませ。
ライン
会社概要 特定商取引法に基づく表記:返品
会社概要 プライバシーポリシー
モバイル 携帯電話からもご注文可能です。
qrコード
カメラ メディア掲載履歴

株式会社ニシノ酒店がメディアに紹介された掲載履歴をご紹介。取材依頼なメディア様もご一読下さいね。

イタリアワイン啓蒙活動

カメラ イタリアワイン会履歴

不定期ながらイタリアワインの啓蒙活動を兼ねたワイン会を開催しております。ワイン会の参加者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
ペン イタリアワイン教室|Vino Labo

比較試飲(人体実験)を通して、イタリアワインをより深く経験するワイン教室です。実験教室の被験者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
用語集 イタリアワイン用語辞典

イタリアワインを飲んで感じたことを表現・比喩するための、"使わないかもしれない" "使わなくてもいい"独断と偏見に満ち溢れた極主観的用語辞典です。
ライン
リンク イタリアワイン数珠繋ぎ

イタリアワイン情報サイトや、お客様のブログと繋がるリンク集です。

その他..

フィード RSS フィード ATOM


TOPに戻る TOPに戻る