Rozato 2018 Monteraponi

イタリアのロゼワイン

更新履歴 2019/10/10
販売価格

2,580円(税込)

在庫数 SOLD OUT

ロザート 2018 モンテラポーニ
《イタリア/トスカーナ/ロゼ/サンジョヴェーゼ/辛口》

キャンティ・クラッシコ地区の数あるコムーネの中でも、比較的標高が高くその繊細でデリケートな酸を持つサンジョヴェーゼを数多く生むのがラッダ・イン・キャンティ。そんなラッダの中心街から約3kmほど南西に位置するモンテラポーニという小高い丘の頂上にアジェンダを構えます。モンテラポーニの畑と熟成庫は998年より存在していたとされ当時の所有者はこの蔵の最高のワイン名前になっているウーゴ男爵でした。3つの塔を囲む四角形に構築された忠誠の町並みを修復・復元した建造物はウーゴ男爵から修道院の手に渡り、現在の所有者であるブラガンディ家が購入したのは1974年とのこと。ラッダらしい高い位置に所有する土地は200haながら、ブドウ畑は標高が420mから560mに位置する10ha、内8haがキャンティ・クラッシコDOCG認定の畑となります。

現当主であるミケーレ・ブラガンディ氏によって2003年からビオロジックに切り替え、自社瓶詰めを開始し、2009年に認定を受けました。砂質や、ガレストロの非常に痩せた土地、森に囲まれたモンテラポーニ特有のミクロクリマを持ちます。仕立てはグイヨが中心で年によって畝の間に様々な植物を植えることで緑肥を行い、土壌を管理しています。2007年からはマストロヤンニ、ボスカレッリ、グラッタマッコなども担当するマウリツィオ・カステッリ氏がエノロゴを勤めています。

醸すキャンティ・クラッシコは三種類。それ以外にもエントリーラインのロッソ(IGT)や、サンジョヴェーゼからなるロゼ、トレッビアーノの白、ヴィン・サントなどを醸造、グラッパやオリーブオイルもありアグリツーリズモも営んでいます。

そんなモンテラポーニのロゼはサンジョヴェーゼ100%。スタンダードなキャンティ・クラッシコになるべくしたモストの抜き取るセニエ方式で醸造されます。抜き取られたモストは、バリックの古樽でのアルコール発酵、マロラクティック発酵は行われずにセメントタンクでの熟成。下弦の月の時期に重力に従い無青澄、無濾過で瓶詰めされます。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

モンテラポーニ共通のラベルデザインですが、ラベル地が白ではなくほんのりとロゼ色になってるのが洒落てますね。ボルドー型瓶は透明瓶で、底の凹みが浅い、コルクも圧縮コルクの4,5cm(ディアムではない)。冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのキャンティ型一択。ちなみに表記のアルコール度数は12,5度と、2016年と同じ。色調はスモモ色、ややしっかりとした、朱色でオレンジが混じり、やや深みと明るさのあるスモモ(の皮)のような色合いです。香りは、少し香ばしい(米菓子的なポップさ)のあるチェリー、スモモ、イチゴなどの果実香とスミレやバラの花の香り。きっと酸味に付随するであろうキュンとした果実香にスパイス香が混じります。サンジョヴェーゼ単一ですが、なかなか複雑さもあり、紐解くのがたのしいタイプ。

口に含みますと、なめらかな輪郭のミネラル、まだあっさりとはしていますが、確実にある旨味。スモモ的酸味を伴う果実味が適度に(ミディアム)力強く残り、余韻も十分ある。汚れがなくクリアでピュアな果実味はロゼならでは。2016年はスイカっぽさを感じていたようだが、スイカに例えれば、果汁をそれなりに詰めたもののゼリーのようで、瓜系な青さはない。うん、ミネラルの厚みがほどよくあり、ロゼですが不足感がないのがいいですね。久々にモンテラポーニのロゼを飲みましたが、これ、おいしいですよ。

うむ。渋味があるね、真っ当に渋味がある。果実の甘味もソリッド。無駄な装飾がないサンジョヴェーゼのロゼっていいですよね。

二日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのキャンティ型です。サンジョヴェーゼのブドウ感にプラム、ほどよい旨味、旨酸っぱさのある香り。フルーツの香りにメリハリがあり、開いてますね。口に含みますと、初日よりも心地よい渋味、苦味と酸味もありますね。酸味の伸びがよく味わいの余韻を牽引しています。かなり赤に近い‥いや、赤の要素を持ったあくまでもロゼなんですけどね。

三日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのキャンティ型です。ロゼって、時間経過で色が変わるタイプもありますが、モンテラポーニはそう変化はないですね。どんどんサンジョヴェーゼっぽくなるのが嬉しいですね。香り、味わいともにまとまり、旨味も強すぎるわけでもない程よいですね。ほんのりとした果実の甘味がありますが、渋味と酸味もキッチリあってバランスがいいですね。冷やしトマトを肴でもいいですし、火を入れたトマトもいい。トマトと、緑色のオリーブ、酸っぱくないやさしい塩水漬け、プロシュート、シンプルなトマトソースのパスタわしゃわしゃ食べるのもいいですね。渋味もあるので、少し脂もあればいいですね。オリーブオイルかけるだけでいいんだけどね。ミネラルにやっぱりロゼだなあも感じますが、ちょっとライトな赤ワイン的な使い方もいいかと思います。ロゼ好き、サンジョヴェーゼ好きなら必飲ですよ!

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