Fornacelle Bianco 2017 Fornacelle

イタリアの白ワイン

更新履歴 2019/04/21
販売価格

2,480円(税込)

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フォルナチェッレ・ビアンコ 2017 フォルナチェッレ
《イタリア/トスカーナ/白/セミヨン/辛口》

ボルゲリへの進出組ではなく、元々ボルゲリで畑を所有していた家族経営の小規模な生産者だそうです。1900年初冬からビッリ家の所有で、現在の当主であるステファノ氏により1996年から徐々に畑の改植を行い、2001年には初めての自社瓶詰ワインをリリースするに至ります。現在所有する畑は15haで、オリーブや野菜も造っているそうです。そのうちブドウ畑は平野部に8ha。砂礫や小石の混ざった中程度のやわらかな土壌。ボルゲリらしく赤ワインは国際品種からなる2種類。白もボルゲリ=地中海らしいヴェルメンティーノをリリースしていますが、このフォルナチェッレ・ビアンコはセミヨン100%なんですよね。フランス酸のバリックの古樽で発酵と、シュール・リーの状態で6ヶ月の樽熟成を経て瓶詰めされます。

ボルゲリを地中海的ではなく、ボルドーや、ナパと気候条件が似ており、同様の赤ブドウ品種の栽培が成功するならば、白だって、ボルドーはグラーヴのセミヨンも‥となっても不思議ではありませんね。貴腐菌がつけば‥ソーテルヌのような甘口ワインも期待できそうですが、ここは辛口の白になるべくセミヨンが栽培されているようです。ボルドーの白としては、ソーヴニョンブランに混醸される副原料的な扱いかと思いますが、最近は、新世界で単一品種で醸されるワインも多いとか。トスカーナのボルゲリでセミヨン、面白いじゃないですか!

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

撫で肩瓶、エチケッタはトスカーナの現代アーティストであるFranco Menicagli氏によるもの。コrクはディアムではありませんが、ああいう感じの圧縮コルクで4,5cm。表記のアルコール度数は13,5度となります。セミヨンの樽発酵・熟成、アルコール度数13,5度、グラスで迷いますがとりあえずヴィノムのキャンティ型で。一段だけオレンジ色のフィルターを通すレモンイエロー、洋梨や柑橘の香りが主体。柑橘には、甘味のあるミカン果汁もあるが、少し乾いた白い部分の風味もある。正直、セミヨンなんてウン十年飲んでないので、特徴はわからない(おい!)が、ちゃんとイタリアワインらしい白に仕上がっている。飲み口にやわらかなミネラル、緑のハーブ系の風味があるんだけれども、そこもやわらかさがある。とはいえ、キチンと構成感もあるし、酸味も通ってますね。やわらかな密度と、シャープな酸味のメリハリがいい。うん、おいしいですね。樽発酵・熟成はそう意識させないのもとても良い。味わいの余韻もあるし、13,5度も意識させない。アカシアの花、そのミネラルのやわらかさに、オリーブやオイルの風味が交錯する。ボルゲリを感じさせる少しの潮っぽさ、今の所苦味をほぼ感じないけれども、これはいいぞ。

グラスをいっその事、極端にヴィノムXLのピノ型にしてみます。ほう、もっと果実部分が強くなるかと思いきや、酸味を含めた爽やかさが増しました。口に入る量も増え、やわらかさはそのまま。ボディ感が増しますね。ブルゴーニュ型グラスで飲むのもいいですね。終盤の酸味はこのグラスでも十分。ただ、もう少し酸をツーっと、タイトな一筋で感じたいならキャンティ型ぐらいの方がいいですが、この大きなブル型でもイケますね。なかなか興味深い。果実味の甘味も感じるけど適切な酸味もあって十分にドライ。温度が上がってくると旨味も感じますが、ダレることはないですね。うんうん、いいぞこのセミヨン。ちょっとケルナーっぽいところもあるし、ヴェルメンティーノっぽい部分もある。

二日目も冷蔵庫キンキン温度、とりあえず、ヴィノムのキャンティ型で始めます。柑橘や緑の要素から新鮮さを感じますが、飲み口にまろやかさもある。オリーブオイリーさですね。でも、酸味もクッキリとしているし、二日目は少し苦味も出てきてとてもおいしい。さほどセミヨンという品種を意識させるわけではないが、とてもおいしいイタリアの白ワインであることは間違いない。洋ナシはピューレではなくシャーベットっぽい。初日よりも旨味マシで味の余韻も長い。一応、ヴィノムXLのピノ型でも飲んでみます。うん、セミヨンってそんなに香りの主張の強い品種でないようですが、味吟醸なんですよね。こんなにおいしいとは思ってませんでした。二日目もブルゴーニュ型グラスでも問題ない。

三日目も冷蔵庫キンキン温度、ヴィノムのキャンティ型です。少し柑橘の香りが前にきますが、飲み口はやはりまろやかな白い果肉の果汁を主体に、酸味と苦味がちゃんとある。まろやかなので、旨味も感じますが旨味推しではない。オリーブオイル、レモンをかけての魚介類なら、生でも火を通しても合いそう。最初は興味本位で試してみたい‥だけだったのですが、最初の一杯目から、これはイイかも?という予感は三日目でも裏切らない。セミヨンらしさ‥は、あたしも勉強不足ですが、ケルナーやヴェルメンティーノっぽさもありつつ、イタリアの白らしさもありつつも、へーイタリア産のセミヨンってこんなにおいしいんだ‥が実感できます。ぜひお試しを。

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