Brunello di Montalcino Our 40th Harvest 2012 Altesino【予備品】

トスカーナ州の赤 > Montalcino

更新履歴 2018/01/12
販売価格

4,980円(税込)

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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・アワ・40th・ハーベスト 2012 アルテジーノ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》

アルテジーノの創業は1970年。ミラノの起業家であるGiulio Consonnoにより設立されました。所有地には15世紀に建造されたパラッツォ・アルテージ宮殿もありワイン名にも採用されていますね。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCG認定地区の北限近くに位置します。この地区の土壌は粘土質も比較的豊富な土壌だそうです。モンテソーリのクリュはつと有名ですね。現在リリースしているブルネッロはこのアンナータ、リゼルヴァ、そしてモンテソーリのクリュの三種類となります。

今回ご案内するのは、スタンダードなアンナータ。しかし、このアンナータ、初ビンテージは1972年ですので、この2012年で40周年になるんですよね。ラベルにも「Our 40th Harvest」の記載がある特別なモノ。2012年もブルネッロは公式チャート★★★★★なのは冗談でしょ‥と、思ってましたが、思ったよりもイイのが実情。このアルテジーノのアンナータは、ワイン・アドヴォケイト誌93点、ジェームス・サックリング93点、ワイン・スペクテインター誌96点‥かつ2017年度のTOP100の11位にランクされています。ちなみに、4位はカサノヴァ・ディ・ネリのアンナータ2012年ですが、スコアは95点と、実はアルテジーノの方がスコアはいいんですね。ワイン・アドヴォケイト誌のスコアは2010年と同じだったりもします。

さて、テクニカルな情報は公式サイトからですが、アベレージな情報のようで合計48ヶ月の熟成、内、最低24ヶ月以上は樽熟成とのこと。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味


真っ白なラベル地、上部が樽型に丸みを帯びていることや、ロゴも同様の弧を描く金枠で囲われているのも含めてアルテジーノらしいラベルデザインですね。もっとも、この2012年は(英語で)「Our 40th Harvest」の記載がある特別なものとなります。コルクはなかなかの質の4.5cm、グラスはヴィノムのブルネッロ型一択、バックラベルに表記のアルコール度数は14度となります。

透明度があり、深さはあるが無理くりな濃さではないブルネッロらしい暗い赤がいいですね。穏やかでその紫は、赤い果実との境界に馴染みを感じるスミレ、赤い果実と黒の果実、でもどこかオレンジ強い、例えば完熟マンゴー的な果実香があるように思うのだがどうだろう?まだ全体的な大人しいが閉じではなさそうなのは萎縮感がないからだと思う。14度のアルコールはこのワインの香りにまったく無理強いはしていない。

口に含みます。うーん、馴染んでますねえ。抜栓したての一杯目、一口目ですが刺々しさは皆無です。とはいえ、溶け込んだミネラルに張り、十分な密度でスキがありません。サラっとした渋味が酸味に乗って広がり、体は十分な大きさ。でも、重苦しさはなくスムーズな飲み口なのもいい。まだ若さを感じるのは、ミネラルの硬さ、さらなる熟れを期待できる渋味と酸味であり、未熟な青さや雑さはまったくない。すでによくまとまっておりおいしい。

渋味の近くに革、グラスの中でゆっくりと開いてきますね。これは三日間かけて‥がピッタリかもしれません。

うん、グラスの中で、まずはディスクからの香りではなく、味わいに開きを感じてきました。決して外へのベクトルではなく、徐々に旨味を増すような深みが出てきて立体的に感じます。

甘味も果実由来のもので樽の要素がまったく浮き足立ったり取って付けた感じはないが、二杯目からは果実だけではなく樽の要素も開いてきたように思う。ゆっくりと甘味、旨味が増してくる。ちゃんと整っているのがいいですね。

うん、旨い。どんどんと旨くなってくる。やさしい‥よりは「しなやか」。無理のない密度や構成。決して「柔(やわ)ではない」のだ。

二日目もヴィノムのブルネッロ型。初日よりも開いて感じますね。樽香に杉っぽい木質な感じ。含み香も初日よりも肩の力が抜けた(果実香や構成は抜けてませんよ)、しなやかさ。二日目はスパイス香も出てきましたね。複雑に拍車がかかります。乾いた渋味としっとりとした酸味も十分、決して濃さ推しではないエレガントさが飲みやすさに通じます。

三日目もヴィノムのブルネッロ型。樽の甘味、果実の甘味がミネラルに溶け込む感じ。ほどよい力強さ、14度として飲み口はとてもスムーズですね。とても飲みやすい。渋味と酸味もしっかりありますがとても質の高いものですね。

ほぼ現行らしい価格は十分なコスパ。40周年記念であることを付加価値としなくとも。もちろん近年では2010年が突出しているかもしれませんが、価格が合えば2012年も十分使えるし、今飲むにもとてもいい。

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