Vie di Romans Chardonnay 2007 Vie di Romans

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ヴィエ・ディ・ロマンス

更新履歴 2010/01/26
販売価格

4,200円(税込)

在庫数 SOLD OUT

ヴィエ・ディ・ロマンス シャルドネ 2007 ヴィエ・ディ・ロマンス
《イタリア/フリウリ/白/シャルドネ/辛口》


フリウリ州‥スロヴェニアとの国境沿いの街、ゴリツィアの西に位置するイソンツォDOCに所属するマリアーノ・デル・フリウリのカンティーナ。祖父の代から100年もの間、ガッロファミリーの手によって守られたその土地は、水はけのよい、平らな土地で、海と山の両方から吹く風に恵まれるミクロクリマを持つテロワール‥17歳で家業を継いだ現オーナーのジャンフランコ・ガッロ氏は、同地区のみならず、イタリアの生産者が一目置き、イタリア最高の白ワインの生産者として最も尊敬され信頼される‥「北の巨人」と形容される人物です。

なんでも‥創立以来「ガッロ」と名乗っていたものの‥かのカリフォルニアの大規模な生産者である「(EJ)ガッロ」との商標権云々で1986年に名称の変更を余儀なくされたとか‥。そして、現在の「ローマ人の道」という意味のヴィエ・ディ・ロマンスになったそうです。

彼の考えるテロワールとは「人間、土地、気候、葡萄品種」であり、その中でも最も重要なのは「人間」であるとのこと‥。また「テロワールに最も適した葡萄を栽培すること」「凝縮した葡萄を作ること」「完熟期を迎えた葡萄を最高のタイミングで収穫すること」など‥当たり前っちゃー当たり前‥理想と言えば理想‥でも、その理想を具現化できている生産者が少ない中‥こんな当たり前の事を目標に信念に掲げるのが彼‥流行の醸造法や、市場に流されることなく、彼がその地で得た知識、経験を元に作る‥ある意味、エゴイスティックなワイン達は、確かに、彼のヘンコな一面を垣間みれますし、彼の話‥を聞けば聞く程‥神経質そうな‥几帳面な性格を伺えます‥しかし、彼の作品を飲めば‥ただの趣味、わがまま‥では済まられない素晴らしい作品であることに間違いありません。

1990年から始まった単一畑別のワインの中でも、ヴィエ・ディ・ロマンスの名を冠した畑に、haあたり6000本の株密度で植樹されるシャルドネは、1986年、2000年、2001年の植樹の樹がグイヨーで仕立てられています。比較的浅めの土壌に砂利や小石を含む赤みがかった粘土質の畑こそが、その名もヴィエ・ディ・ロマンスと呼ばれる単一畑となります。

そんな土壌で栽培されたシャルドネは、丁寧に収穫され、バリック内にて24日〜31日の長期発酵後、マロラクティック発酵が施されます。樽熟成は新樽35%の比率で8ヶ月の熟成が施されるのは‥2006年とテクニカル情報に変更はありません。

生産本数は、2005年/35668本、2006年/40284本で、この2007年は50868本となっております。ヴィエ・ディ・ロマンスの公式サイトでは、2005年ビンテージまでしか更新されていないのですが、そちらには6.7haとなつておりますが、この2007年の情報で、輸入元発表の畑面積は8.61haとなっています。情報の誤差にしては、単位が細かいので幾分の畑の拡張があったかもしれませんね。それが生産本数に反映されているのかもしれません。なお、アルコール度数も2006年同様に14度表記ですが、2007年の正確なアルコール度数情報もまだ‥となっておりすみません。

ちなみに‥

2001年からのヴィエ・ディ・ロマンス シャルドネのアルコール度数は下記のとおり‥。

2007 - 14.??度
2006 - 14.92度
2005 - 14.16度
2004 - 14.30度
2003 - 14.45度
2002 - 13.90度
2001 - 14.40度

ヴィエ・ディ・ロマンスの場合、詳細なスペックが、http:/www.viediromans.it/にて公開されていますので、興味のあるお客様はチェックしてみて下さいね。(ただし、最近、落ちてることが多く西野嘉高も確認できてないんだな)。

この2007年もイタリア最高峰のシャルドネのひとつ。確かに、Gaja&Reyとか、アルド・コンテルノのブッシャドールなど、素晴らしいシャルドネはありますが、4200円(税込)ではコスパ絶大ですもんね♪

やっぱり‥世界に誇る‥イタリア最高のシャルドネでですね!!




独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味




今さら説明の必要のないエチケッタ。バックラベルに表記のアルコール度数は14度ですが、実際の度数は‥宿題でメンゴ。フックの引っかかりやすい分厚い口径、コルクは、こちらもヴィエ・ディ・ロマンスらしい良質の5cmです。(ヴィエ・ディ・ロマンスのコルクは好きなんですよぉ)冷蔵庫キンキン温度から、ヴィノムのブルゴーニュ型でスタートです。

色調は、2006年よりも濃い?なんだか年々濃さに磨きがかかったきたような気がしますが、2.5%の黄緑を加えた、めっさ旨そうな18金な液体‥もちろん、透明度とクラリティーも申し分なしですね♪

そのキンキンな温度から‥ドカン!!ではありませんが、確実にさらに開くであろう‥シャルドネの香り‥この2007年は、ヴィエ・ディ・ロマンス香的な樽香よりも、シャルドネシャルドネした果実香が真っ先にキマすねーっ!!パイナップルのシャーベットをザクザク‥黄桃のスムージー、白桃の花‥アプリコットソース。やっぱり、どこかに剥きたての、完熟バナナは‥うーんモンキーっ!!

2006年も樽香は溶け込んでると感じたもんですが、2007年はさらに‥かな。スワリングしますと、柑橘なフレッシュさ、酸味を感じますね。もう、飲まずして素晴らしいシャルドネであることが伺えます。うーん、俺の好みだ‥。

口に含みますと、ミネラルな甲殻は、うすはりなグラスのエッジのようながら、まるで薄く張られた氷のように、口の中の温かさで、やわらかく溶け込んでいきます。まだ半氷状態の果実味は、もっと味が開き、濃く感じられるでしょうが、すでに十分な膨らみがありボリュームを感じますね。

酸味の質が異次元に素晴らしいですね。

やわらかで豊満な果実味から、均等ににじみ出し舌の上にじゅんわりと広がった後、飲み込む際には、舌の中心から、果実を伴って‥引き締まったリーダーシップを取るや否や‥飲み込んでから‥フワっと‥しかもスーっと‥真っ直ぐに酸味が爽やかな香りと伴って‥戻ってくるんですね。その戻りが凄いんですよ‥酸味が戻りを引率しますが、喉と舌の根元までの高さまでで‥そこからは‥その戻る勢いで、香りが鼻の奥や喉のあたりでスーっと広がって行くのです。

果実味に決して過熟感はありません。スレンダーではありませんが、スタイリッシュではあります。2006年との違い‥それほどベッコウ飴的なカランとコクる甘味と、軽い苦味はそれほど感じていませんね‥(現時点では)。

味わいに関しても、この2007年は戻ってきますね‥。口に入れた瞬間が‥実は、引き潮で‥くるん‥と波が戻ってくる感じですね。

温度が、ちょっと上がってきました。2007年は、やわらかさ‥を感じますね。ミネラル感もあるのですが、果実がやわらかい‥このリリース仕立てから、十分に楽しんでいただけますし‥熟成させると‥

トロっとろ‥になるんだろうな‥じゅるじゅる。

安定してますね‥ヴィエ・ディ・ロマンスは‥毎年、美味しいんですわ。それなりにビンテージの個性は感じつつも‥はずさないねー。はずさない‥って重要だもんな‥。

それにしても、この2007年はフィニッシュ吟醸ですね‥最後の余韻に続き‥余韻から‥また戻ってくる酸味‥爽やかな感じ‥

俺にはない‥

じゃなくって‥好きだなぁ。

サーモン、イカ、貝柱、はまち、たい‥まぁスーパーのお刺身の盛り合わせなもんで‥たいしたネタではないんですが‥サーモンと貝柱‥にはめっさ合いますね。ちなみに‥西野家で、ひとりで‥取り分けられた刺身の盛り合わせの場合、イカにわさびと醤油をまぶして、他のネタに乗せる、包むことで、醤油なイカ+他のネタで刺身を食べるのが食癖ですが‥何か。


二日目です♪あぁ〜ボトル2/5しか残ってないや‥。二日目も冷蔵庫キンキン温度です。ちょっとプリンスメロンの皮に近い白いところと、黄緑色の果肉を4:6な感じの香りが‥レモンとパインのキャンディー。角のとれた、ややクリーミーな柑橘の塩梅。

口に含みますと、ヒヤっとした冷たい床に頬‥だんだん体温で温もりを持つ感覚。終盤からミネラル、酸味の輪郭が出てくる‥。スワリングすると、縁日の氷の上の割り箸にさされたパイナップル。ミンティーな揮発。さすがに、樽が溶けてるねぇ。

この2007年は、冷蔵庫出したてな‥キンキン‥とまでは言いませんが、キンキぐらいがいいかもしれませんね。このヒヤっと感がすごく素敵なんだなぁ。

シャルドネ‥旨いねぇ。

やっぱ、ヴィエ・ディ・ロマンスなら‥この一本だよなぁ。

ちょっと温度が上がってきて‥キンキぐらいかなぁ。まろやかさ‥出てきますねぇ。これだとキンでも良さそうだなぁ(←どっちやねん)。温度が上がってきた方が、終盤の複雑な酸味や果実味がよく感じられるし、余韻も長く感じる。

もちろん現時点でも十二分に美味しいシャルドネなんですが、トロットロになるまで熟成させていみたい‥と思いつつ、ついつい飲んでしまうわけですが、熟成してみたいですねぇ。

シャルドネの香り‥好きなんですよね。

ついつい、スワリングを1,2回‥グルりんしては、グラスに鼻を近づける。

うーん、旨い。

三日目まで残したいんだが‥温度がさらに上がって‥キの状態を確認するために‥ちょっとだけグラスに注ぎ足し。うんうん、さらにまろやかさも出つつ‥酸味もあるのでダレないですね。ま、どの温度帯でも美味しいですわ‥やっぱり。

三日目です‥最後の一杯ね。今宵も冷蔵庫キンキン温度です。香りの質量は、さほど変わらず。パインの酸味に、キンカンの酸味かな。色んな要素がどこで出てくるのか‥も楽しいですね。口に含みますと、抜栓後‥一番膨らみ‥ボディを感じます。うーん‥白とはいえ、シャルドネ‥抜栓後の時間経過の変化も楽しませてくれるわ‥。

旨いな。

確実に、この2007年も旨い。

毎晩飲むお客様なら‥まずは、これをグラスに一杯飲んでから、赤に移行‥ってのがオススメかもしれませんね。抜栓して冷蔵後に入れておけばいい。そして三日目まで楽しんじゃう作戦。

あ‥あれよあれよ‥で、飲んじまった。。。


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