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Metodo Classico BRUT 2006 Lu Cave du Vin Blanc de Morgex

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	更新履歴 2009/02/21 販売価格 2,780円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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■ メトード・クラッシコ・ブリュット 2006 ル・カーヴ・ド・ヴァン・ブラン・ド・モルジェ
《イタリア／ヴァッレ・ダオスタ／白／泡／ブラン・ド・モルジェ／辛口》

ピエモンテの北西角‥スイスとフランスに接する州が、このヴァッレ・ダオスタ。アルプスを望む標高の高い山岳地帯で、イタリアで最もワイン生産量の少ない州となります。よってワイン生産者も少ないんですね。ヴェロネッリ誌でも、ほんの数社が紹介されているだけです。シャルドネや、ピノネロも栽培されていますが、ヴァッレダオスタの土着品種といえば‥赤ならフミン、白なら‥このブラン・ド・モルジェが名産ですね。

この、ル・カーヴ・ド・ヴァン・ド・ブラン・ド・モルジェは、1983年に組織が出来上がったという、新しい生産組合で、葡萄品種ブラン・ド・モルジェを中心にスティルワインだけでなく、今回ご紹介するスプマンテも、数種類生産しています。このブラン・ド・モルジェはイタリアでの呼称で、フランスなどではプリエ・ブランと呼ばれているようですね。

もちろん、このスプマンテも、そんなブラン・ド・モルジェ100%。しかもメトード・クラッシコですから、いわゆるシャンパン製法なんですね。18ヶ月熟成された2006年（ノンビンじゃないのよ）をご紹介します。

予想外に美味しいっ!!




独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味




ラベルは、なかなかシャンパーニュっぽいかも…？キャップシールを剥がす用のピロピロもありますね。表記のアルコール度数は12.5度となります。ヴァッレ・ダオスタの州旗の柄なのかな‥プジョーのような生き物と、スイスの国旗みたいな柄の紋章がキャップシール正面と、そのスプマンテのコルクの上にかぶさってる‥ほら‥あれ‥名前が出てきませんが‥あれ‥にも描かれています。その「あれ」には"LO SPMANTE DEI GHIACCIAI"と書かれていますが、今は‥なんだかわかりません。コルクも特に問題はない良質なものです。

グラスに注ぎますと‥お‥なかなか泡の勢いがありますね。粒は小さいとまでは言えませんが、そこそこのサイズで揃ってる印象。ちょっと白いフィルターがかった麦藁色です。白い花の香りが素晴らしいですね‥そこに白桃の皮なんかの香りも‥うーん、シャルドネとは違う‥ブラン・ド・モルジェだなぁ‥。

俺‥好きです。

口に含みますと、なかなかのガス圧がありますね。緩さはありません。味わいは、しっかりとドライなのも好印象です。（←案外ないのよね）キラっとするミネラルな部分もあり、味わいはしっかりとスキっとしてる感じかな。香りほど味わいはフルーツフルーツした感じではありませんが、とても美味しいですね。泡質は中程度ではありますが、キメは揃ってるので、安っぽさはありません。

ゲプーっ。

ゲップが出ました。なかなかのガス圧の証拠かもしれません。ゲップをせずに環状線の全駅‥言えるかしら‥（←ここ笑うとこ）。香りも落ち着いてくると、さらにドライな酒質が際立ちますね。ブラン・ド・モルジェ‥泡にしてもイケますなぁ。こう‥表現が巧くできませんが‥スプマンテの出来としてイイですね。辛さの余韻もあります。

グラスから放たれる香りに、ブラン・ド・モルジェらしさはあますが、しっかりドライな酒質の飲み口は、幅広い料理と相性が良さそうです。出来はイイです‥確かに…スプマンテとしての出来がイイ。基本的にニュートラルな酒質ですね。何かが強すぎることがない‥優等生なんだな。白身の刺身とか喰いたいんだが‥。


二日目です。ガスの勢いは、初日よりは衰えた感じがありますが、（西野嘉高にとっては）十分ガスが力強いですね。果実味も控えめで、喉を潤す感じかな。忍法泡抜きの術で、ガスを除いてみます。

くるくるくる…（約300回）

うんうん、ブラン・ド・モルジェですね。ただし、初日の注ぎたてほど白い花束や、白桃の香りは訴えかけてはきませんが、ちゃんと美味しいワインですね。実は、相当なミネラルも溶け込んでる感じ。シュワシュワ度が強いので、案外、辛い鍋料理とかで、その辛味を流す感じで使うのもいいかもしれません。

ブラン・ド・モルジェのブラン・ド・ブラン（←ややこしいわ）って感じ。決して複雑な香味はありませんが、美味しいスプマンテです。