Brunello di Montalcino 2010 Ventolaio

トスカーナ州の赤 > Montalcino

更新履歴 2017/04/12
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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2010 ヴェントライオ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》


モンタルチーノ中心部の真南、カステルヌオーヴォ・デッラバーテ地区の北側、海抜480m付近にあるヴェントライオ。レ・ラニャイエからサンタンティモ修道院に続く小道を10分ほど、ヴェントライオの丘を登った最上部にヴェントライオのアヴェジェンダが位置しています。そんなヴェントライオの丘の下にはポッジオ・ディ・ソット、ウッチェリエラ、チャッチ・ピッコロミーニ・ダラゴーナなど著名な生産者の畑が広がります。

この地域はティレニア海からの風が丘を吹き抜け、7月中旬の昼間の気温は32度から35度まで上昇しますが、夜間は20度付近まで下がる寒暖差のあるブドウ栽培に最適の地。丘に広がる畑の南東には標高1,700mのアミアータ山がそびえ、足下にはオルチャ川が流れています。

ヴェントライオの当主、ルイジ・ファンティ氏は19世紀の後半からモンタルチーノでブドウとオリーブの栽培を生業とする農家の五代目。奥様のマリア・アッスンタさん、二人の息子の家族4人でワイン生産の傍らアグリツーリズモも営みます。

1988年、25歳で父から畑を譲り受けたルイジ・ファンティ氏は、ブドウ栽培農家からワイン生産者になることを決意。少しずつ畑を増やし、2000年からは自社畑のブドウを近隣の生産者に卸し、その資金をもとでに醸造設備などを揃えます。ロッソ・ディ・モンタルチーノは2002年、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは2000年が初ビンテージとなります。

醸造所の前に広がる13.1haのブドウ畑は認証こそ得ていませんが全ての区画で有機栽培を実践しています。株密度はhaあたり3.300本と決して密植率は高くありませんが、これにはルイジ・ファンティ氏の思想が反映されています。

ガレストロ(泥灰岩)が混ざる土壌にはブドウが必要とするミネラルや栄養素が豊富に含まれるが、地中深くに根を張れば良いブドウが出来るとはやみくもには考えず、特に、ヴェントライオのサンジョヴェーゼは根が横にも伸びることから畝間のスペースが必要とのこと。また、丘に吹き付ける風に十分に当たらせることでカビや病害からブドウを守ることやカビを蔓延させるスピードを遅らせる利点もある。よって、今後も株密度を上げる予定はないとのこと。

所有する13.1haの畑は6カ所の区画に分けられ管理されています。


  ヴィーニャ・カンティーナ

  4ha。平均樹齢16年のサンジョヴェーゼ・グロッソ。海抜360m、南東向き。
  平均収量50hk/ha。

  ピエロ

  1ha。平均樹齢22年のサンジョヴェーゼ・グロッソ。海抜400m、南東向き。
  平均収量65hl/ha。

  ヴェッキア

  1ha。平均樹齢25年のサンジヴェーゼ・グロッソ。海抜480m、南東向き。
  平均収量40hl/ha。

  プレソーニ

  3.5ha。平均樹齢18年のサンジョヴェーゼ・グロッソ。海抜460m、南東向き。
  平均収量50hl/ha。

  トッレ

  ヴェントライオの丘の最上部の1.6ha。平均樹齢20年のサンジョヴェーゼ・
  グロッソ。海抜480m、南東向き、平均収量60ha/ha。

  カーサ

  醸造所の前に隣接する2ha。平均樹齢20年のサンジョヴェーゼ・グロッソ。
  標高480m、南東向き。平均収量60hl/ha。


またコンサルタントは2015年からコルドルチャ、レ・ラニャイエ、マストロヤンニなども担当するマウリツィオ・カステッリが担当することに。醸造だけではなくブドウ栽培、特にサンジョヴェーゼのスペシャリストでありエノロゴだけではなくアグロノモとしても存在感を発揮、年間を通して週に2度、3度とキチンと畑を見に来るそうだ。

完熟を目指すのは当然のことながら熟し過ぎず、糖分、酸味、フェノールのバランスが最適の時期に収穫する。現在はマウリツィオと畑の有機栽培の申請に関しても協議中だそうで、より良いブドウを得るためのひとつの手段。また、名前の知れたマウリツィオはマーケティングの部分でも助言をしてくれるそうで、これまで畑の拡張や品質の向上のみに注力し、その作品を消費者に伝えることも、その術もわからなかったが、今後はワイン評価誌などにも積極的に露出したいとのこと。

醸造はステンレスタンクでアルコール発酵の後、10日から15日間のマセレーションが行われます。樽熟成は15hlと30hlのスラヴォニア産の樫樽のボッテと、500Lのフランス産のトノー樽を併用していますが、アンナータとリゼルヴァにはスラヴォニア産のボッテのみで熟成されます。

2010年のアンナータは醸造はステンレスタンクでアルコール発酵の後、10日から20日間のマセレーション。15hlと30hlのスラヴォニア産のボッテで48ヶ月から60ヶ月樽熟成後瓶詰め。約6ヶ月の瓶熟後リリースされます。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味


これまでマーケティングには‥つまり商売下手だった(まあ、生産者なんてそんなもんです)わけですが、ラベルのフォント使いにもそれが表現されていますね。いや、何も凝ったデザインは必要ないんだけれども、"VENTOLAIO"のロゴはもう少しなんとかした方が高級感も出て売れると思うよ(上からヨシ子)。ボトル越しから見える赤もブルネッロらしい赤で明るく透明度がありますね。コルクはまあまあの質の5cm、グラスはヴィノムのブルネッロ型一択、ちなみにバックラベルに表記のアルコール度数は15度となります。

そう濃くはありませんが、決してピノ的な淡さではありませんね。エッジ部分にオレンジが射す大樽熟成な感じ。甘味を帯びたスミレは、スパイス香を伴います。しっとりと濡れた樽香、少し香ばしさ、クリスピーな香り、しっかりと熟した黒い皮のチェリー、ベリーの果実香も深い。すでに香りからもまとまりを感じ、香りもなめらかな旨味を感じさせます。しっかりと香りも開いていて、なかなかうっとりとさせる。

ふむ。これはなかなか旨いではないか(まだ飲んでない)。濡れた枯れ葉や、湿気った甘味あるシガーの香りがなかなか良いですね。

口に含みますと、すでにやわらかさ、しなやかさがあり旨甘味のあるスタイルはある意味現代的な飲みやすさとも言える。とてもスムーズで口の中を満たすボディ、香りの要素も十分。もちろん、まだ若さも感じる。まだまだ熟れる途中の酸味、そして渋味があり、初日の一杯目として、この先が楽しみになるヤツだ。

うん、継ぎ目なく旨味溢れる味わいは力強い。しっかりと余韻にまで続きますね。決して過度な抽出を感じるわけではないが、しっかりと濃さも感じながらも疲れない。

2010年はほんとどの生産者のブルネッロも旨いが、ヴェントライオの個性もとてもいい。一杯目もじっくりと時間をかけて飲んでいます。香味はしっかりと開いていますが前述の通り、まだ酸味と渋味に熟れ切らない部分に「若さ」を感じますがそれすら溢れる旨味、ジューシーな酸味を思うと許容範囲で、時間が解決することにイチイチ目くじらを立てるほどでもなく、このブルネッロの美味しさを堪能しています。

本当にゆっくりと飲んでいますが、グラスの中でもヌケませんね。しっかりと甘味ある旨味を保ったままです。時間経過でより馴染みは感じますが、旨味に紅茶葉の渋味が出て来てとても旨い。

二杯目です。何に似てるかとなると‥ピアン・デッレ・クエルチをふと思い出しましたが、このサンジョヴェーゼの香味はキャンティ・クラッシコにはない。同じサンジョヴェーゼなんだけれども。ほのかに炭、甘く濡れた炭、インキーではないが、炭‥なカーボンは少し鉄分も感じる。二杯目はさすがに深いまとまり。旨味もしっかり、酸味と渋味もそんな旨味の波を被って濡れる。思ったよりも黒い果実の風味がある。それは、渋味も多目に感じるのと比例しているかもしれない。

二日目もヴィノムのブルネッロ型。初日同様に香りは前回で、赤い果実の力強さ、深さがいいですね。よく溶け込んだ樽香、甘味あるシガー、スパイスも変わらず複雑ですよ。口に含みますと、なめらかな輪郭、しっとりと甘味のある果実に、乾いたタンニン。酸味、タンニンはまだまだ熟れを期待しますが、質が高いですね‥豊富‥であるのもとてもいい。十分なフルボディで、高いアルコールも手伝って少しエキスを感じさらに濃密な旨味があります。でも、樽の香味に支配されたタイプではありません。

うん、旨いですね。2010年という最高のビンテージというのもありますが、ヴェントライオ‥これはなかなかいい生産者じゃないですかな。

うん、旨味も出て来るし甘味もあるんだけれども‥ポテンシャルという意味でまだまだ旨くなる余地、余裕があり、残されている。イマドキのワインはすでに完成されていて、旨いんだけれども、それ以上にはならないワインも多い(贅沢な話しですが‥)、しかし、このヴェントライオは今もちろん美味しいんだけれども、もっと、もっと‥が期待できるのもいい。

三日目もグラスはもちろんヴィノムのブルネッロ型。初日から一貫した野生のイチゴ系果実香は三日目も続きます。少しリンゴ飴っぽい香りもあるんだよね。二日目よりもさらに旨味は増し、とてもジューシーでつゆだく。でも、紅茶葉的な乾いたタンニンもキマってますね。うん、なかなかコク味、エキスも感じるんだけれども、重苦しくはない。

ああ、ブルネッロって旨いなあ。ヴェントライオ、なかなかいい造り手ではないか。バランスもいいし、高いアルコールも、アルコールを感じさせつつも焼けや熱量は上手にコントロールされている。やはりキモは、タンニンかな、これは熟成させても旨いブルネッロになると思うよ。

まだまだ無名な造り手ですが、近い将来‥もっと評価され、価格も上がってくること必死ですね。2010年、必ず飲んでおいて下さい。

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