Core Bianco 2015 Montevetrano

イタリアの白ワイン

更新履歴 2017/04/04
販売価格

3,280円(税込)

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コーレ・ビアンコ 2015 モンテヴェトラーノ
《イタリア/カンパーニャ/白/グレコ、フィアーノ/辛口》


かつてロバート・M・パーカー氏が南伊のサッシカイアと呼んだ逸話も「いつの話やねん!」と突っ込みたくなるほど(遠い目)な話しになりましたが、1993年が初ビンテージとなるモンテヴェトラーノも一定の(高)評価を得続け、カンパーニャ州を代表するIGTワインとして定着しました。

当主であるシルヴィア・インパラート女史は、ローマに居を構えるポートレート写真家。ワイン好きのアメリカ人顧客に感化され、ローマのワインショップに足しげく通い出し、ラフィットやペトリュスを飲んでからというもの‥フランスワインの虜になるも、グランヴァンを飲むだけでは飽き足らず‥遂には生産者の道に進みます。材木商を営んでいた実家が1943年に購入し、週末用の別荘地として利用していたのがモンテヴェトラーノ。カンパーニャ州、サレルノの北東‥サン・チプリアーノ・ピチェンティーノに位置します。

フランスワインに親しんできたシルヴィアは、ボルドーか?ブルゴーニュか?の、ある意味、究極を目指すために、レンツォ・コッタレラに相談。1987年‥1haの土地に元々植えてあったアリアニコに再び接ぎ木する形式で、カベルネソーヴィニョンを栽培し始め、1988年には、エノロゴとしてリカルド・コッタレラ氏を雇い、本格的にブドウ栽培を始めました。実験的に醸造した1991年、と1992年、そして正式リリースとなる1993年の各2本ずつロバート・パーカー氏にサンプルを送ったところ‥「南イタリアのサッシカイア」を絶賛され一気に知名度を上げました。モンテヴェトラーノの公式サイトに記載されている初ビンテージは1993年ですから、1991年や1992年は実験的なものだったんでしょうね。

そんなモンテヴェトラーノが2011年に初リリースしたのがコーレ(の赤)。地元の方言でハートを意味します。モンテヴェトラーノ同様にラベルデザインはシルヴィア・インパラート女史の娘。その赤はアリアニコ100%からなる決してモンテヴェトラーノのセカンドではありませんがカンパーニャらしくアリアニコ100%で醸されています。そして、この2015年が初リリースとなるのが、コーレ(の白)。こちらも(きっと)コッタレラの息のかかったブドウ栽培農家からのブドウで醸されていると想像しており、品種はカンパーニャらしいグレコとフィアーノの混醸。発酵前に低温浸漬させるクリオマセラシオンが行われ品種ごとにアルコール発酵、発酵後にブレンドされシュールリーの状態で7ヶ月から8ヶ月ほどステンレスタンクで熟成。熟成中は週に一度はバトナージュが行われるそうです。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味


撫で肩の緑色ボトル。白地のラベルにコーレを意味するハートのマーク。イタリアワイン界のカロン・セギュールになれるかどうかはわからない(笑)。コルクはディアム社製4.5cmも嬉しい。バックラベルに記載のアルコール度数は13度。冷蔵庫キンキンほどではない冷え具合にあえて、グラスはキャンティ型と迷って、オヴァチュアで。

16金、決して薄くはないが濃くもない。柑橘香と、バナナなどの南国系フルーツ、ただしシャルドネっぽくないそれとのハイブリッドな感じ。いやいや、白い果肉の果汁感もあるので「三つ巴」か。キレイに熟したフィアーノの風味が前だけれども、グレコらしい(俺のイメージだけどな)硬さを感じるミネラルは飲み口にあるのかもしれない。

とりあえず、口に含みますと、予想以上にミネラルにやわらかさがありますね。硬さとまでは感じないながらも、心地よい張りがあるのがいい構成。ほんのりと果実由来の甘味があり、しっかりと抽出されている。

実は、ええお値段するので‥毒味なだけで、どうせコスパ的には無理なんだろうなあ‥と思ってたのですが‥

これ、旨いです。

シャルドネと違うのはパイナップルの存在がないことかな。でも、バナナやイガイガしない(ウルシっぽいあれね)マンゴーがいい。そこに洋梨系白い果肉果汁。イタリアワインとしては酸味はとてもおだやかで丸い。でも、不足感がない。ラムネっぽさがあるのだが、これが高級なラムネなのね‥まったく安っぽさがない。樽は使ってないし、感じることもないが、ステン仕上げだからって、サッパリ、あっさりではない(もちろん"こってり"でもないが)。そう、"しっかり"がいい表現かもしれない。

二杯目、ブルゴーニュ型まではいかなくともヴィノムよりも大きめのボルドー型かブルネッロ型でもいいのではないかと思いつつ、ブルゴーニュ型で試してみよう。

香りはさすがにたぷり。よりラムネ香にさわやかさ、うーん、そこはかとなくシャルドネっぽさがあるんだなあ(不思議だ‥)、でも、パイナップルはない。口に含みますとブルゴーニュ型の方がよりアルコールのボリュームも感じで一回り大きい。決して「体」を崩すこともないし、旨味と酸味も良く感じられるのでこれはこれでいい。でも、オヴァチュアでも問題ないけどね。でも、この価格帯だとこれぐらいの大振りのグラスでサービス(したり、されたり)する方がいいとも言える。グラス形状は、味わいで選ぶべきだが、そういう一面だってある。

なんだよお。価格に見合わないソコソコのワインだと思ってたら、とてもイイじゃんかよお。さすがモンテヴェトラーノやんかいさあ。

旨味しっかりしてるねえ。柑橘、南国、白い果肉‥上手いこと、旨いこと‥まとまってて複雑さもある。

少しだけオヴァチュに注いでみる。

うん、オヴァチュアだな。ブルゴーニュ型でもいいんだけれども、より一層の密度の高さがあり旨味と甘味を感じる。酸味が欲しいならブルゴーニュだけれども、このワインはこの密度の高さ、しなやかな果実味達を楽しむにはこれぐらいでいい。

二日目は冷蔵庫キンキン、オヴァチュアです。うん、フィアーノの香りの高さはなかなか高貴なんだなあ。口に含みますと、初日よりもクッキリとした酸味、透明感があり程よい硬さのミネラルもいい。全体的なバランスに品がある。ほんのりと苦そうで苦くない‥甘味、旨味も(低めの温度だと)強過ぎない。フローラルを添えた果実香の余韻も長いのがいいですね。

まだヒエヒエですが飲み干した後に旨味が残ります。もう少し温度を上げるとボディ感、旨味感が増すはずですね。

正直、こんなにおいしいワインとは思ってなかったですね。コーレ(ロッソ)の白版、決して期待は高くなかったのですが‥。さすがモンテヴェルティーネだし、コッラレラにしてはなんとも上品(いつも下品だとは言ってない)。正直、契約農家からの買いブドウだしね。そこは、幅広い生産者をカヴァーするコッタレラ、いいブドウもよく知ってるのでしょう。

二日目の二杯目、初日はブルゴーニュ型も悪くはないが‥という感じでしたので、オヴァチュアをサイズアップという意味でヴィノムのボルドー型にしましょう。温度を上げ気味にするなら‥という判断です。うん、いいと思いますね。オヴァチュアで飲むバランスを保ったまま全体が大きくなります。でも、オヴァチュアでもいいけどね。

うん、ミネラリーだけではない旨味、強さ、甘味がありますね。

二日目ですがラストの一杯(旨過ぎて飲み過ぎたわ‥)。温度をしっかりアゲアゲの常温、グラスはヴィノムのボルドー型。熟し過ぎない新鮮さを持つ南国のフルーツのバナナはネットリさと青さが共存します。揮発ではない柑橘、じっとりと溶け込む白い果肉果汁も変わらず‥旨味の元ですね。

うん、温度は常温でいいと思いますね。基本ミネラリーなスタイルは、冷した方がいいと思うことが多いのだけれども、常温のミネラルもいいですねえ。しっかりと密度のある軽々しいタイプでは実はない酒質ですが、ストレスなく飲めてしまいますね。三日目まで残せなかった‥それほど旨い。かなり上質なカンパーニャの白ですよ!

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