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Riesling 2012 Manni Nossing

イタリアの白ワイン

	更新履歴 2016/07/07 販売価格 3,000円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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リースリング 2012 マンニ・ノッスィング
《イタリア／アルト・アディジェ／白／リースリング／辛口》


アルト・アディジェ州のブレッサーノ市、600mの標高を誇るクラネビット地区のハンドロフにてブドウ栽培農家や家畜業を営んでいたノッスィング家。1999年まではノヴァチェッラ組合にブドウを卸していましたが自社瓶詰に切り替えました。2003年には醸造設備も整え、標高650mから800mにあるたった5haのブドウ畑から約2万本のワインを生産しています。

他のアルト・アディジェの生産者同様に個性ある土着単一品種からなるワインをリリースしていますが、このリースリングは2011年が初ビンテージ。海抜660mから700mの0,4haの畑には、まだ樹齢3年のリースリングが栽培されています。手摘みで収穫後、30分以内に醸造所に運び込まれ丁寧に圧搾。24時間から48時間かけて清澄されたモストは16度から18度に温度管理されたステンレスタンクで10日から12日間のアルコール発酵後、ステンレスタンクで8ヶ月ほど熟成されて瓶詰めされます。


アルト・アディジェのセパージュワインらしいスラリとしたドイツワイン的なボトル。ラベルにはマンニ・ノッスィングの★印もあるが、このリースリングだけ水玉のような画が描かれています。コルクはまあまあの質の4cm、冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのキャンティ型です。

少し麦ワラ色的レモンイエロー。ほわあああ、いわゆるペトロール香（石油香）がハッキリとしていますね。まさにリースリングらしさ満開です。いつものことですが、リースリングにトラミネール系の黄色味の強さ（強過ぎる場合ね）は好まない。

そんな石油香と交差するようなミネラルの香り。うっすらと黄桃、柑橘もあるし熟れた洋梨果汁も少し。口に含みますと、とてもしなやかな果実味が口の中を満たす。含み香にも石油香や、ミネラル香もあるが、とてもなめらか。いい意味でビンテージが進んでいるので落ち着きがありますね。うん、とても美味しい。

そう、すでに酸味や果実味に溌剌としたフレッシュ感はないが、よーく酸味が溶け込んでいる。過剰ではない旨味が酸味を引き連れる。図体こそでかくはないが、緻密。余韻だって長い。

うーん、これはいいなあ。黄色過ぎない。ちゃんと白さのあるリースリング。

二日目も冷蔵庫キンキン、グラスはヴィノムのキャンディ型。繊細な白い花、控えめの柑橘果汁、初日ほどペトロールな香りは控えめですが変わらず黄色過ぎない。含み香りには、白いミネラルとペトロールな香りがあり、まさにリースリング！なめらかに馴染んで、キレイな酸味とともに伸びがありますね。

三日目も冷蔵庫キンキン、グラスはヴィノムのキャンティ型。うーん、旨味の中にレモンキャンディ。そういう部分のみが黄色い感じね。あくまでも理想的な白いリースリングの姿が嬉しい。ちょっとバックビンテージの馴染みもストレスがないですね。

少しのバックビンテージならでわの「馴染み」がとてもおいしい。