Langhe Nebbiolo 2013 Brezza

ピエモンテ州の赤

更新履歴 2016/06/02
販売価格

2,680円(税込)

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ランゲ・ネッビオーロ 2013 ブレッツァ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/辛口》


ブレッツァはバローロ村にある伝統的な製法を守り続ける生産者。現当主は四代目のエンツォ・ブレッツァ氏。そして五代目となる息子のマルコが脇を固めます。生産者としてのブレッツァはエンツォ氏の祖父となるジャコモ氏と曾祖父となるアントニオ氏が自社便詰めを開始した1910年から。ブドウ栽培関しては畑を取得した1885年にさかのぼることができるそうです。

現当主が栽培から醸造、瓶詰めまで行うようにったのは1989年。当初から有機農法でのブドウ栽培を多なっていましたが2014年の終わりにビオロジックの認証を得ました。培養酵母や新樽バリックは使用せずに20年前からスロヴェニア産のボッテ(3000L)樽での熟成は今も変わりません。

 "私たちはとても大きく古い樽のみを使用してワインを熟成させています。その方が木材由来の香りをワインにつけずに済むからです。木材を味わうわけではないですからね。

  私たちはいくつかのバローロを生産していますが、どのバローロも基本的には同じ醸造方法、同じ期間の熟成を施しています。そして、大樽での熟成こそが畑の個性の違いを表現できるのです。また、無濾過での瓶詰めにも大樽がうってつけでもあります。"


海抜300m付近、サルマッサ、カンヌビ、カステッロのクリュからのブドウの混醸。ロゼやランピアのクローンが主体となるようです。ステンレスタンクでのアルコール発酵の後、7日から10日間、ルモンタージュをしながらもマセラシオン、マロラクティック発酵を経て約8ヶ月の熟成後に瓶詰めされます。ガラス栓というのも特徴かもしれません。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味


ALBEISAの刻印あるアルバの共通瓶‥そのロゼは透明瓶でしたが、このランゲ・ネッビオーロは、なんとガラス栓ですわ。ALBEISAも色んなタイプの瓶を持ってるものだなあ‥というよりも、ランゲ・ネッビオーロはコルクじゃなくても良かったんんだ‥を再確認。そう言えば、以前にスクリューのものを扱っていた記憶。いずれにせよブショネ知らずなのがいいですね。グラスはヴィノムのブルゴーニュ型、表記のアルコール度数は13.5度となります。

色はとても薄い。まるでピノ・ノワールのような色合いです。少しスモーキーなバラの香り、ロゼにも感じましたが、赤く熟した青いトマトがあるのがブレッツァの特徴かも?トマトのニュアンスを持つイチゴの香り。色合いは薄めですがしっかりと香味は開いていますね。

口に含みますと、キレイに研磨された輪郭、ほどよい‥ほんと、ほどよいという言葉が似合うミディアム。13.5度のアルコールも感じさせる非常にスムーズ。少しのタバコ、枯れた花、じっとりと濡れた酸味に、まだ熟れを期待するタンニン。押し付けがましい濃さはなく、複雑さもあるが飲みやすく疲れない。

果実の香味に汚れがないですね。香りはほんと芳醇に開いています。そして余韻も長い。でも、色も重さもいわゆる濃いワインではない。すでに旨味がありますね。それほど旨味が強いわけではないですが、時間経過で深さはでてきるはずです。

渋味、酸味ともにクッキリしていて構成感もある。ブドウの出所がいい‥若樹なんだろうな‥も感じるがこのクラスだと樽はなくてもいいし、樽で誤摩化すこともできないので、こんな良質のステン仕上げもいい。

二杯目以降は味にも開きを感じ、継ぎ目なくまとまってきましたね。ほんの微塵のヨードっぽさ、スパイス、ますます複雑さがある。二日目以降も期待大ですね。

二日目です。ガラス栓っていいですね。パチンとした音と感覚、コルク屑が入る心配もないしね。フランボワーズ、さくらんぼ、イチゴ、ああ、とてもいい香りですね。初日よりもグンと香りに複雑さ、奥深さを感じます。くすぐるようなスパイスと熟れたハーブ、アルコールに乗って開いてる感じ。

たっぷりの酸味、渋味もありますし、そこの若さを感じますが上質ですね。この二日目はさらにブドウの出所の良さを感じます。そして、樽と使わずにシンプルに、ピュアにネッビオーロが表現されている。とてもいいですね。味、香りともに余韻も十分、旨味も豊富な酸が伸びやかに感じさせてくれます。旨甘いながらも酸味と渋味が引き締めてくれますね。ユルさはありません。うん、旨いです

三日目もヴィノムのブルゴーニュ型。この価格帯だと、カッシーナ・バラリンのランゲ・ネッビオーロ(2.380円税込)と似た価格ですが、よりエレガントで繊細、センシティヴな複雑さはこちらに軍配ですね。とても飲みやすい。三日目も密度そのままです。ミネラルの下支えもあり構成感崩れないですね。

まあ3,000円以下なんて著名な生産者のネッビオーロ・ダルバやランゲ・ネッビオーロなどは期待できないのですが、ここらへんの生産者、ここらへんの輸入元(の値付け)だとコスパ上がりますね‥が実感です。果実の凝縮した濃さや甘味で押せ押せのタイプではありませんが、繊細にして複雑、ネッビオーロとしてとてもいいと思います。

いいねえ。これ、いいネッビオーロだよ。

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