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Prosecco Valdobbiadene Superiore Brut Zero 2014 Col Vetoraz

イタリアのスパークリングワイン

	更新履歴 2016/05/06 販売価格 2,880円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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プロセッコ・ヴァルドッビアデーネ・スペリオーレ・ブリュット・ゼロ 2014 コル・ヴェトラツ
《イタリア／ヴェネト／泡／白／グレラ／辛口》


プロセッコの聖地ヴァルドッビアデーネ地区の中でも海抜400mという標高の高いカルティッエには中心地であり最も優れたプロセッコを産みます。西野嘉高がイタリアワイン専門になった当初からしばらく扱っていた生産者ですが、あまりにもプロセッコ、グレラの表現に忠実で、本来の甘味さえ感じるのが、なかなか辛口志向の日本市場では難しいなあ‥しかも、プロセッコ最高の造り手のひとつだからこそのお値段だし。と、なくなく取扱いを止めた経緯も。

北米市場での受けの良さは、そのほんのりと甘味すら感じる酒質だからと思われます。でも、それが日本市場に合っているとは思えない。淡麗である必要はありませんが、辛口である必要はあると思うんですよね。そこが生産者に伝わってないのか？生産者も、エクストラ・ブリュットあたりが一番多く生産しますので、そこそこの市場しかない日本には、日本市場もそれでどうぞ‥となるのか。個人的にはスプマンテにはシャープな辛さを求めてたりもします。フランチャコルタであれ、プロセッコであれ。

輸入元のカタログをパラパラしますと「Brut Zero」の文字が。何もノン・ドサージュ（以下ノンドサ）の方が、ノンドサだから‥ではないのはフランチャコルタも同様ですし、案外残糖度には幅がありますので、ノン・ドサでなくともしっかりと辛口に感じればいいわけですし、辛口と感じるのはドサージュの有無だけで決まるものでもない。コル・ヴェトラツが素晴らしい生産者であるのはとっくに理解しているわけで、ならばコル・ヴェトラツらしい質の高いグレラをしっかりと辛口のプロセッコに表現できるのであれば‥と毒味したらドンピシャ！

例年、9月20日から10月10日にかけて収穫が行われます。ソフトプレスでやさしく果汁を得、温度管理されたステンレスタンクでの30日から40日間の発酵の後、シャルマー方式で二次発酵が行われます。ドサージュされずに元来甘味を感じるグレラ由来の果実感を活かす辛口に仕上がっています。

コル・ヴェトラツのボトルには「Valdobbiadene」の文字や、「V」の文字た凸モールドされているオリジナル瓶。落ち着いた色合いの三段のラベルや、シルバーのライン、文字が高級感もありますね。ボトルも重量感があって、ほんとに安っぽくない。ちなみにこの2014年の表記のアルコール度数は14度。

シャルマーとは思えないほどのキメ細かく、クリーミーさも感じるガス質がとてもいですね。また、グレラ本来の果実香、シャクっとした梨果汁（洋梨過ぎない）のほとばしる果実感がある。ノン・ドサとはいえ、香味に少しの甘味は感じるが、ブドウ本来のもの。後付けの甘味ではないのがいい。飲み口は至ってドライ、そうブリュット・ゼロらしさがありますね。うん、やっぱりコル・ヴェトラツ美味しい。