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Vigna dell Impero 2012 Tenuta Sette Ponti

トスカーナ州の赤 > Sette Ponti

	更新履歴 2016/04/10 情報 お一人様一本でお願いします 販売価格 13,800円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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ヴィーニャ・デル・インペロ 2012 テヌータ・セッテ・ポンティ
《イタリア／トスカーナ／赤／サンジョヴェーゼ／フルボディ》


テヌータ・セッテ・ポンティが所有する最も樹齢の高いサンジョヴェーゼが栽培されているのがこの「ヴィーニャ・デル・インペロ」＝「帝国の畑」と名付けられた3haのクリュです。サヴォイア王家のヴィットリオ・エマヌエーレによって1935年に植樹された歴史あるクリュ。つまり樹齢は80年を超えるわけです。

標高は278mの南東向きの畑で砂利と粘土の混合土壌でマールや岩も含まれます。コルドンで仕立てられたサンジョヴェーゼはhaあたり6,600本と古い畑としては高い密植。収穫されたサンジョヴェーゼは約一ヶ月もの発酵期間を費やしてゆっくりと、やさしく香味を抽出します。樽熟成にバリックが使用されることはなく、大樽での24ヶ月の長期熟成後、無濾過での瓶詰め、約1年の瓶熟成を経てリリースされます。

実は西野嘉高がセッテ・ポンティを訪れた際、サンジョヴェーゼ100%でのワイン造りは聞かされていたのですが、それがこのヴィーニャ・デル・インペロだったわけです。

サンジョヴェーゼ100%となるこのインペロ。IGTでのリリースかと思っていましたが、ラベルに記載されているのは「Valdano dhi Sopra DOC Sangiovese」となります。

DOC法のおさらい。

ヴァルダルノ・ディ・ソプラDOCは、アレッツォ県をカバーするDOCで白、赤、ロゼ、スプマンテと幅広いタイプのワインを包括してます。赤ワインは、メルロ40%から80%、カベルネ・ソーヴィニョンとシラーは0%から35%まで。その他の黒ブドウは30%以下とあり、国際品種が主体となりそうですが、品種表示ワインはその品種85%以上で、指定品種にサンジョヴェーゼも認められています。

あくまでもテヌータ・セッテ・ポンティの名でリリースされますが、オレーノやクロニョーロとは少し違いますね。まずは瓶、瓶底の刻印はいつものメーカーのものではなさそうですし、シルエットもまったく違います。いわゆるボルドー型ですが、いかり肩ではありません。ボトルネック部分に厚みがあり、瓶底の凹みもなかなか角張った感じのボトル。3本入りの木箱にもオイルステインが塗られたような感じで、ビンテージジーンズの皮パッチのような風合いです。ラベル地はよく見ると地図になっており、右下部分や、キャップシールにはセッテ・ポンティのアイコンである７つの橋が描かれています。この2012年が初ビンテージとなり、3,600本のみの生産、それぞれボトルナンバーが刻印されています。

キャンティ・クラッシコ地区の外であるセッテ・ポンティですが、トスカーナの血であるサンジョヴェーゼ100%を満を持してリリースとなります。

初ビンテージのこの2012年、日本に入荷したのは36本のみ。もちろん割当を喰らいましたし、毒味ができる本数でもありません。販売開始時間こそ設定いたしませんが、お一人様一本でお願いします。